鴻朧館
游月山荘

有馬温泉 月光園便り

有馬温泉 月光園よりお得な情報をお伝えします。

【有馬温泉月光園便り】土用の丑の日

昨日、選挙が終わりました。
ご関係者の皆様、お疲れ様でございました。

皆様は選挙には行かれましたでしょうか。
私も昨日、終了2時間前の18:00頃に近所の小学校へ足を運びました。

実は、選挙のある時は、旅行業界は閑散期となります。
「日本人は選挙に関心が無い」とか「投票率が悪い」などとメディアが良く報じていますが、それでもやはり選挙の影響で旅行に行く人が圧倒的に減るのだと思います。

選挙も終わり、これから夏のご旅行の予定をたてる方も多いのではないでしょうか。

話は変わって、今日は「土用の丑の日」ですね。
「土用の丑の日」と鰻を結びつけたのは、発明家としても有名な江戸時代の医者(蘭学者)「平賀源内」であるという説が濃厚です。
夏場に売れ行きの悪い鰻屋に相談された平賀源内は、「土用の丑の日に鰻を食べると夏負けしない」という看板を店先に出させたそうです。
それが大繁盛し、他の鰻屋もそれを真似、現在の形になったとされています。

しかしながら、現在に至るまでこの風習が残ったのは、ビタミンAやB群を多く含む鰻には「夏バテ」や「食欲の低下」を抑える効果があり、この季節に食べる事が理にかなっているからであると思われます。

さらに、鰻と一緒に「奈良漬」が良く付いていますよね。
これは、奈良漬に含まれる「抗酸化物質メラノイジン」という成分にビタミンの吸収を促進する役割があるからなのです。
というわけで、うな丼には「紅生姜」や「沢庵」ではなく「奈良漬」じゃないとダメなのです。

選挙も終わり、お疲れの方が多いと思いますが、鰻を食べて夏に負けないように頑張って下さい。

平成19年7月30日(月)
有馬温泉月光園 幸坂

【有馬温泉月光園便り】六甲高山植物園〜今週のお花〜

六甲高山植物園より『今週のお花』のご連絡です。

◆ニッコウキスゲ【ユリ科】/写真上
*山地や高原の高山に生える
夏の高原の花の主役、ニッコウキスゲがまだまだ見頃です!!ユリ科の花ですが、属名をヘメロカリス(Hemerocallis)と言いノカンゾウやヤブカンゾウの仲間です。尾瀬や霧ケ峰など高山帯の高原に咲きます。

◆キキョウ【キキョウ科】
*日当たりの良い山地に生える
山に秋が来たことを告げる花。もう山の中で自然に見られるのは少なくなり絶滅危惧種となっています。

◆レンゲショウマ【キンポウゲ科】/写真下
*太平洋側の深山に生える
ハスの花をひっくり返したような、薄紫色の涼しげな花が茎先にぶらさがっています。

◆クサレダマ【サクラソウ科】
*湿地に生える
腐れ玉ではなく、レダマという低木に似る草という意味でつけられた名前。

などなど、夏の高山植物が沢山咲いているようです。
月光園から、ロープウェイ「有馬温泉駅」までのご送迎を行っておりますので、ご宿泊と合わせて高山植物園に足を運んでみてはいかがでしょうか。

平成19年7月28日(土)
有馬温泉月光園 幸坂

【有馬温泉月光園便り】月光園の緑

今日は朝から晴れたり曇ったりのお天気です。
天気予報では、夕方に雷雨があるようですので、お出かけの際は傘が必要ですね。

今日の月光園便りでは、自然豊かな月光園をご紹介したいと思います。
月光園の鴻朧館と游月山荘は、鼓が滝より流れる清流“滝川”を挟んで建っております。
滝川の手前に鴻朧館、向こうに游月山荘があります。
そして、この2つを結んでいるのが月光橋です。
この滝川ですが、夏前には蛍が飛びかい、ちょうど今の季節ですが“カジカガエル”の美しい鳴き声を聞く事が出来ます。
そして、夕方には“ひぐらし”の音が心を癒してくれます。

更に、この滝川ですが沢蟹も沢山顔を現し、夏休みのシーズンには、お子様の大喜びするところを良く拝見いたします。

と、月光園の周りには素晴らしい自然があることが少しは皆様に伝える事が出来たでしょうか。

実は、今日もお客様に「インターネットで見て期待して来たのですが、鴻朧館のロケーションは、本当に素晴らしいです。インターネットで期待して裏切られる事も多いのですが、鴻朧館は期待通り、もしくは期待以上のところでした。」という嬉しいお声を頂いたところです。

と、言葉ではこれくらいが限界ですので他の旅館さんにご宿泊のお客様も、是非一度月光園へお立ち寄り下さいませ。

平成19年7月26日(木)
有馬温泉月光園 幸坂

未分類

【有馬温泉月光園便り】ゴルフ銀座

兵庫県は日本で初めてのゴルフ場が出来た土地だけあって、全国的に見てもゴルフ場の数は非常に多い所です。
ちなみに、1位は北海道、2位が我らが兵庫県、そして3位の千葉県と続きます。
その中でも、有馬温泉より約40分程度のところにある、三木や吉川は「ゴルフ銀座」と呼ばれる程ゴルフ場が沢山あります。

そんな土地柄もあり、有馬温泉をご利用されるお客様でゴルフ利用のお客様も沢山いらっしゃいます。
予約の部屋に座っていると、バブルの崩壊後徐々に減っていたゴルフのお申込が、最近では少しずつ増えてきているように感じます。
景気が上向きになったと考えてもいいのでしょうか。

私自身はゴルフを行いませんので、コースの良し悪しを詳しく説明する事が出来ませんが、月光園で通常手配を行わせていただいているゴルフ場さんは評判の良い所ばかりですので、ゴルフのお好きな方は是非お問合せ下さいませ。

主な、ゴルフ手配先

◆有馬カンツリークラブ
 URL : http://www.arimacc.jp/

◆有馬ロイヤルゴルフクラブ
 URL : http://www.arima-royal.com/

◆北六甲カントリークラブ
 URL : http://www.kita-rokkou.co.jp/

◆ザ・サイプレスゴルフクラブ
 URL : http://www.cypressgolf.co.jp

◆太平洋クラブ
 (六甲コース)
 URL : http://www.taiheiyoclub.co.jp/course/rokko/index.html
 (有馬コース)
 URL : http://www.taiheiyoclub.co.jp/course/arima/

平成19年7月25日(水)
有馬温泉月光園 幸坂

【有馬温泉月光園便り】癒しの森の魚屋道に纏わる昔話


 以前にご紹介しました有馬癒しの森内の魚屋(トトヤ)道ですが、次のような昔話が語り継がれております。

 魚屋道は昔、神戸市の海辺近くの魚屋さんが、採れたての新鮮な魚を毎日有馬温泉に運ぶ為、六甲山を越えて運んだことからその名前が付いております。

 ある日魚屋道を若い魚屋が通っていました。この魚屋はとても動物好きで、この山中にはお腹を空かせた山犬がいると思い、余った魚を投げていました。

 有馬温泉からの帰りが遅くなった際、1人でこの魚屋がとぼとぼと六甲の山道を歩いていると、一匹の大きな山犬が現れます。狼だと思った魚屋さんは必死で逃げようとしたのですが、山犬が着物の袖を引っ張って、大きな岩陰に引きずりこまれてしまいます。

 その直後、森から狼の群れが現れ、山道を歩いて行ったそうです。つまりこの山犬は魚のお礼にこの魚屋さんを助けたのですね。

 それからもこの魚屋さんは、魚が余るといつもこの山に魚を投げ、山犬に与えたそうです。

 今の魚屋道は有馬癒しの森として整備され、ハイカーや登山家で賑わっております。

 平成19年7月10日
 有馬温泉月光園 門口