「2008年04月」の記事一覧

ホール・オブ・ホールズ

無機質な金属音のはずなのに、なぜか温かみのある音色。
オルゴールの音はそんな不思議な魅力を持っています。
ホール・オブ・ホールズ六甲には、古今東西数多くのオルゴールを始めとした自動演奏機械が展示されています。

古くは中世ヨーロッパの時計塔に備え付けられたカリヨンという装置がオルゴールの原型のようです。
時報の役割を果たしていたそれは、音を鳴らす仕組みはすでにオルゴールとほぼ同じだったようです。
やがてゼンマイが発明されたことで、懐中時計など小型の時計が世に出るようになりました。
それに伴い、カリヨンの仕組みをゼンマイで動かすオルゴールも作られたのです。
オルゴールは時計の進歩とともに発達していったのですね。

形状や大きさもまた様々です。
ポピュラーな箱型のものはもちろん、オルガンのように巨大なものや、オートマタと呼ばれる、音に合わせて動く人形型のものまであります。
ちょっとしたロボットのようですね。
ホール・オブ・ホールズ六甲では、19世紀から20世紀初頭のアンティークや、様々な変わったオルゴールを見ることができます。

館内の展示の他にも、カフェテラスからの景色をゆっくり楽しむこともできます。
よく月光園便りでお伝えしています六甲山高山植物園もすぐ近くにありますので、
ゆるやかな時間を決して退屈せずにお過ごしいただけます。

ゴールデンウィーク期間の5/3~5/5の間は、手回しオルガン演奏とジャグリングのミニイベントを開催中です。
さらに20:00まで営業時間を延長しております。
公式HP内に入館料10%offチケットもございますので、
月光園のGW限定プランと併せてぜひご利用下さいませ。

平成20年4月30日(水)
有馬温泉月光園 松井


今日は缶ジュース発売記念日。

1954年(昭和29年)、今から54年前の今日、明治製菓が日本初の缶ジュース、“明治オレンジジュース”を発売したそうです。

「そんなに近い過去の事だったのね」

という感想が、缶ジュース誕生日を知った私が思ったことです。当たり前にあるものの歴史が、予想より身近だと不思議な感じがします。

子供の頃、私は乗り物酔いが酷い子供でした。酷いというよりも乗り物に乗れば必ず酔う為、子供心に『酔ったら疲れて後で遊べない』という判断の元、ずっと寝ているような子供でした。
電車で田舎へ帰るとき、歩いているときは楽しそうなのに、乗り物に乗ってしばし。日頃から、大人しくなった時には寝ているか、具合が悪いか、何か口に入っているかのどれかだと言われ続けている私。
電車に乗ると大人しくなり始める私に、いつも祖母が買ってくれたジュースは粒入りのぶどうジュースでした。白地に紫のぶどうの絵が書いてあった、細身の缶。
確か、まだ4~5才の頃の記憶です。
その頃に缶ジュースを目にしていた為、もっとずっと前から缶ジュースがあったのではないかと、厳密に考えたことがなくてもイメージとしていたのです。

しかし、よくよく考えてみれば、当時缶ジュースが当たり前に売られているものの、駄菓子屋さんやパン屋さんでは瓶入りのジュースが売られていました。1.5リットルの瓶ジュースは空瓶を2本返しに行くと確か5円もらえた記憶があります。
そういえば1リットルの紙パックの牛乳やジュースを売っている自動販売機もありました。

牛乳を買ってきてと頼まれて、ちゃんと牛乳のボタンを押したのに、ミックスジュースが出てきたときの衝撃と困惑は忘れません。あんまりびっくりしすぎてそのまま取り出すのが何故か怖くて、一度家に帰りました。
今考えると、とりあえずお店の人に言えばよかったと思うのですが、ピッカピカの小学生だった為、『とりあえずお母さん!』だったのでしょう。

そんな小学生時代に読んでいた本で環境問題と出会いました。
缶がリサイクルされることもそのときに知りました。
プルトップを集めて車椅子を作る団体もあり、保存に便利な缶容器は使った後もリサイクルだけでなく人の役にもたつようになって来ています。
50年の歳月を過ごしているのは缶ジュースも游月山荘の建物も同じ。
時代の流れの中で缶はリサイクルやボランティアもできるようになり、游月山荘はゆっくりと味わいのある色を重ねています。

そう考えると、50余年の歳月は近い過去のようであり、十分に遠いともいえるのかもしれないと思いました。

平成20年4月28日(月)
有馬温泉月光園 岡本


ラストサムライの・・・

今日は姫路市にある書写山円教寺のお話です。
先日言ってこられた方にお土産を頂きました。
書写山と書いているようにロープウェーを使って山上に到着すると、
そこから書写山円経寺への道が始まります。

『全部回るなら多分2時間はかかる!』そうです。

そんな山間の円経寺には近年海外から観光にこられる方が増えたそうです。

『京都でもないのに何故姫路であえてお寺なのか』

という疑問を抱かれる方もおられるのではないでしょうか。
かく言う私もそうです。

姫路といったら白鷺城!

近々数十年ぶりの改修工事に入るということですので、その際にはぜひ見学に行かなくては!と思っている姫路城は、白漆喰の壁に鴬張りの廊下が代表的なお城。
日本で始めて世界遺産に認定されたものでもあります。

しかしながら、円教寺に観光の方が増えているとの事。
なぜかしら?と思っていると、

『だって摩尼殿はラストサムライやろ。』

え?!と思い本の写真を見ると・・・確かに!
渡辺さんとクルーズさんと福本さんの登場したあのお寺です。
ラストサムライのロケに使われたことから、実物を見にいらっしゃる方が増えたのかもしれませんね!

ロープウェーの山上駅から摩尼殿までは徒歩で約30分位との事。(もっとも、男性の足並みですので女性にはもっとかかるかもしれませんが)

緑の中をハイキングを兼ねて実際の摩尼殿を見てみるのも、春の行楽に楽しいかもしれませんね!

平成20年4月26日(土)
有馬温泉月光園 岡本


王子動物園

王子動物園は、阪急電車の王子公園駅か、JR神戸線の灘駅から歩いて数分の距離にあります。

私は神戸生まれの神戸育ちですので、幼稚園や小学校の遠足や家族でのおでかけで王子動物園を度々訪れておりました。小学生の頃は、たまたま運良くカバさんのハミガキタイムに出会ったこともあり、思い出がいくつもある動物園です。

ここ数年も毎年のように1度は必ず行っていました。
ぐるりと園内を一周回るとき、いつも象の厩舎は途中で立ち寄りかけて『象さんは最後のお楽しみ』と他の厩舎へ向かうのが私や私の家族の昔から変わらぬコースです。

象の諏訪子さん。運動場とは逆の厩舎の窓の上に名前が書かれていて、ゆったりと鼻を揺らす姿が大好きでした。私も、私の家族も。
ですからテレビでニュースが流れたとき、びっくりしてみんなテレビを見つめました。

パンダやキンシコウが増える前から、ずっと、ずーっと。
諏訪子さんは私達家族が小さな頃から当たり前にそこにいました。
10数年前に太郎さんが居なくなってしまった諏訪子さんが『さびしそうだな』と思ったことも覚えています。

なぜ今年、『もっと暖かくなったら』と言わずに会いに行かなかったのだろう。
そう思って止まず、

“後悔は決して先にはしないもの”

どんな命も、どんな物も、いつもそこにあるという“絶対の保証”は存在しない。
だからこそ愛情や慈しみが存在し、大切にしようという心が生まれるのだと教わった事を思い出しました。

先日王子動物園で諏訪子のお別れ会が開かれていました。
見送られた諏訪子さんは今頃、太郎さんと再会して離れていた10余年間に会った人々のことや世界の事をたくさん話しているかもしれません。
ありがとう諏訪子さん。あなたに出会えてとても楽しかった。
お休みなさい、太郎さんと仲良くね!

平成20年4月21日(月)
有馬温泉月光園 岡本


今日は女子マラソンの日。

西暦1978年、昭和34年の4月16日。
今からちょうど30年前ですね、日本初の女子フルマラソンの大会が東京・多摩湖畔で開かれたそうです。
参加者は49人だったそうですが、これは今からみると少ないですが、当時からすればかなり多かったのではないでしょうか。

フルマラソンといえば、その距離42.195km。

高校時代、何でそんなに中途半端な距離なのだと世界史の先生に聞いたことがあります。

先生曰く、紀元前450年にマラトンの戦いという戦争がありました。アテナイを落とそうとしたペルシャの大軍をアテナイの名将が奇策をもって撃退した戦いです。
アテナイ軍が圧倒的に不利であると思われた戦いに勝利したため、この勝利というエウアンゲリオンを伝える為に1人の兵士が伝令となり、みんなに知らせに走った距離。それが42.195kmだったそうです。

1896年にアテネで開かれた第1回オリンピックではこの誇示を偲んで、マラトンからアテネの競技場までの競争が行われ、これが世界で始めてのマラソン競走となったそうです。

2004年に開かれたアテネオリンピックでは、第1回開催時と同じコースを選手の方々は走ったそうですが、今はその速さを競う競技となったマラソン。
当時みんなに吉報を伝えるために走ったアテナイの兵士さんも、後世に競技になるとは思ってもみなかったことでしょう。

アテナイの兵士さんと、今のアスリートの方々とでは、どちらが速かったのでしょうね。もっとも、兵士さんは一戦終えた後に、おそらく鎧を外すこともなく走ったのでしょうから、同じ条件での結果はわかりませんけれど。

有馬にはいくつかのウォーキングコースがあり、歩きながら観光や景色を眺めるのも楽しいものです。
しっかり歩いて汗をかかれた後は、汗を流して赤湯に浸かり、体を休める。
そんなレジャーはいかがでしょうか?
月光園では日帰りプランをご用意して皆様をお待ちしております。どうぞ温かなこの季節をお楽しみくださいませ。

平成20年4月16日(水)
有馬温泉月光園 岡本


善福寺の糸桜(夜桜Ver.)

昨日の月光園便りに引き続き、善福寺の糸桜の様子をお届けいたします。
糸桜は花が咲いている間、日没から22時ごろまでライトアップされています。
4月6日~4月8日の間は、有馬さくらまつりの一環として、桜の下で芸妓さんの踊りと抹茶を楽しむ「夜桜茶会」という催しも行われていたようです。
今回は残念ながらイベントには参加できませんでしたが、やはりメインは美しく照らされた夜桜です。
是非皆様にお届けしたいと思い、カメラを持って早速善福寺へ!……4月9日夜の有馬は、雨でした。

外に出て初めてそのことに気付いた私は、大慌てで善福寺へ向かいました。
幸い提灯は灯っており、桜の照明も消えていません。
しかしこの天気で夜桜を見にこられたお客様は皆無で、お寺の方々も撤収作業を進めているところでした。
そんな境内に1人たたずみ、カメラが雨水で壊れはしないかと気にしつつ、何とか夜桜を写真に収めることができました。
さすがに「神戸市民の木」に選ばれているだけあって綺麗に咲いており、苔に覆われた幹も250年という歴史を感じさせます。
惜しむらくは、落ち着いて観賞する余裕がなかったことですね。
花が散る前に再び訪れたいところです。

月光園でも同じように雨が降っていましたが、こちらはロビーや月光橋から御覧いただけますので雨も気にならず、ゆっくりと夜桜をお楽しみいただけます。
特に、現在游月山荘ロビーにて行っております夜桜バーからの眺めは、是非実際に御覧いただきたいものです。
また、ただいま実施中のお花見プランをご利用のお客様には、特に桜の良く見えるお席をキープいたします。
お花見プランは4月12日(土)までとなっております。
残り僅かとなりましたが、この機会に是非月光園の桜をお楽しみくださいませ。

ご予約はこちらからどうぞ!

【鴻朧館】 ⇒【1日3組限定】観桜プラン

【游月山荘】⇒【1日2組限定】お花見プラン♪

 

平成20年4月10日(木)
有馬温泉月光園 松井


善福寺の糸桜


神戸市街に遅れること約一週間。有馬の桜もほとんどが開花し、見頃を迎えています。
ここ数日の雨で散ってしまうのではないかと心配しましたが、開いたばかりの花は意外に強く、
今日も青空の下で元気に咲いていました。

さて、写真は太閤通りを上っていくと右手に見えます善福寺の桜です。
善福寺は、有馬温泉に深い関係のある行基が開祖であると言われる由緒あるお寺です。
4本の立派な枝垂桜があり、糸桜と呼ばれるそれらは樹齢250年にも達するそうです。

この善福寺、道路よりかなり高いところにありますので、何気なく歩いていると少し見つけにくくなっています。
私も毎日太閤通りを通っているのですが、その場所に気付いたのは入社から数ヵ月後のことでした。
しかしこの季節、4本の糸桜が花を付けると途端に存在感を増します。

糸桜はシーズン中(4月15日頃まで)はライトアップされており、夜間にもお楽しみいただけます。
明日の月光園便りでは夜桜の様子をお届けしたいと思いますので、どうかお楽しみに。

また月光園の桜も、糸桜に負けず綺麗にライトアップされています。
月光園では4月12日まで游月山荘ロビーにて夜桜バーをオープンしておりますので、是非お越し下さいませ。

平成20年4月9日(水)
有馬温泉月光園 松井


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