鴻朧館
游月山荘

有馬温泉 月光園便り

有馬温泉 月光園よりお得な情報をお伝えします。

六甲山 バラの小径「ローズウォーク」

月光園からロープウェーで気軽に遊びに行ける六甲山頂。
こちらの六甲山カンツリーハウス内の、バラの小径「ローズウォーク」が9月27日から開園いたしました。
ローズウォークは、90種類2000本ものバラが植えられた散策方の庭園です。

六甲山の木々と調和しつつも、決して見劣りしない存在感を持つ美しいバラの数々を、のんびり散歩しながらお楽しみいただけます。
カンツリーハウスへの入園料だけで入園が可能ですので、下界の喧騒を忘れてゆっくり花を愛でたい方にお勧めです。

このローズウォークは、バラの開花時期だけオープンしております。
今年は6月14日~7月31日、9月27日~11月9日の間。
つまり今回の開園は、夏のクローズ期間を経ての再開ということになります。
六甲山は標高が高く涼しいので、通常のバラの開花時期とは少しずれるそうです。

赤、白、ピンクの様々な品種のバラが咲き乱れ、どこかイギリスの庭園を思わせるローズウォークで静かなひと時をお過ごし下さい。
秋の平日の小旅行。花に囲まれて癒されるひと時はいかがですか?

 

10月は松茸、秋の味覚と平日に美味しいプランが目白押し!月光園のご宿泊はこちらから!

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平成20年9月30日(火)
有馬温泉月光園 松井

有馬温泉の秋祭り

本日は、湯泉神社で有馬の秋祭りが行われました。
所々に「御神燈」の提灯が掲げられた町の中を、3種類のお神輿が練り歩きます。
月光園の前にも、12:40ごろに通りかかりました。


天気は曇り空でしたが、勇ましい「良い湯(よいと)」の掛け声が雨を吹き飛ばしたようで、無事町中を回れたようです。

お神輿だけでなく、湯泉神社では縁日も開かれ、地元の小学生で賑わっていました。
旅館関係の人も含めて地域の方々が参加し、たこ焼きやラーメン、ナンカレー等の屋台が出ていました。

 

 

私も早速たこ焼きを食べていると、ちょうどお神輿が戻ってきました。
スタートは3時間も前とあって、さすがに皆さんお疲れの様子。
しかし最後まで担ぎきって、締めくくりの後は屋台でのお昼を楽しんでおられたようです。

 
夏祭りと比べると規模は小さめですが、子供達の参加が多いためか手作り感があって、親しみの感じられる良いお祭でした。

また、お神輿とは別に獅子舞も出ていて、子供達が怖がって逃げたり泣き出したりしていました。
噛まれると厄除けになるとは言いますが……やはり小さい子供には恐ろしい物なのでしょう。
私もデパートなどの屋上にある動物の乗り物が怖かった記憶があります。
……少し違うでしょうか?

 

いよいよ秋本番の有馬温泉。
朝晩だけでなく日中にも肌寒い日が多くなってまいりました。
風邪など引くことのないよう、ぜひ有馬へお越しになって、金泉で温まってくださいませ。

平成20年9月28日(日)
有馬温泉月光園 松井

会席料理にもう一品!別注料理でさらに満足

本日は秋分の日。
ちょうどお彼岸ということで、お墓参りやご親戚を尋ねられた方も多いのではないでしょうか。
有馬温泉は22日が平日だったこともありお泊りのお客様はそれほどおられなかったようですが、
その分お日帰りで温泉に入りにこられた方が多くいらっしゃったようです。

もうご存知の方もおられるかとは思いますが、ここ数日の間、月光園HPでは新しい予約フォームの整備を進めております。
以前の画面と比べて検索機能が充実し、写真も大きく分かりやすいものを多数使用できるようになりました。
プラン紹介画面の小さな写真の上にマウスをポイントすると上部の大き目の写真が切り替わり、
クリックするとさらに大きな写真をご覧いただくことができます。

ご予約の際にお選びいただけるオプションも、以前より格段に増量しております。
特にバリエーションが増えたのは、ご夕食に追加してお楽しみいただける一品料理。
大好評の神戸牛メニューは定番の網焼きを始め、陶板焼きやタタキもお選びいただけるようになりました。

わびさびプランで人気の高い鮑のステーキも、この度別注料理としてお目見え。
豪華な伊勢海老の姿造りなどもご用意可能です。

ただし、ご宿泊直前でのご予約の場合、仕入れなどの関係上、プランのご予約は可能でも別注料理はお選びいただけない場合がございます。
あらかじめご了承くださいませ。

お部屋の広さを選べるプランも今後さらに増やしてまいりますので、選べるお料理とともに、お客様のお好みの形で月光園を楽しむためご活用くださいませ。
平成20年9月22日(火)
有馬温泉月光園 松井

源氏物語の情緒を花の庭園に再現

台風一過で土曜日にはとても気持ちよく晴れていた有馬ですが、本日は早朝から強い雨が降りました。
時折雲の隙間から陽が差したと思ったらまた降り出したりと、天気の極端な一日でした。
予報によると明日、明後日は多少雲が出るものの晴れる模様。
23日の秋分の日は折角のお休みですので、ぜひ秋晴れの下で有馬観光を楽しんでいただきたいところです。

本日は、有馬のある神戸から少し離れた、淡路島でのイベントをご紹介いたします。
世界一長い吊り橋、明石海峡大橋を渡って、淡路IC下車後、国道28号線を南へすぐの所に、「奇跡の星の植物館」があります。

様々な環境の温室の中で、世界中の花々を集めた庭園を干渉することができます。
秋には噴水の周りにサルビアが咲き乱れます。
ガーデニング教室や体験イベントも楽しいスポットです。

こちらでは9月13日より、「秋色ガーデンショー 伝統園芸ルネサンス2008」と題したイベントを開催中です。
日本古来の伝統園芸文化をモチーフにしたアート作品を多数展示しています。
目玉の一つは、源氏物語1000周年に合わせた「光源氏の庭」。
ダリアや萩、リンドウなどの秋の草花を平安時代を思わせる色調でコーディネイトした情緒溢れる庭園が出来上がっております。

源氏物語といえば、月光園にも少し馴染みのあるお話。
月光園游月山荘のお部屋の一部は、源氏物語の表題(つまり登場人物)からとられているのです。
露天風呂付客室の“夕顔”“桐壺”などは有名ですね。

1000年という節目の年、源氏物語最初の巻の名を持つ“桐壺”にお泊りになられた後は、
美しい庭園を眺めて想像を広げてみませんか?

平成20年9月21日(日)
有馬温泉月光園 松井

丹波立杭焼・陶の郷で陶芸体験

有馬温泉のある神戸市から、三田市を経て北へ進むと篠山市へ行き着きます。
山の多い自然の豊かなところで、黒豆などが特産です。
また、丹波立杭焼の生産が盛んで、今田町付近には多くの窯元があります。

このたくさんの窯元の作品を見ることができ、陶芸体験などを通して立杭焼を身近に感じられるのが“陶の郷”です。
周囲には山々が連なり、田園風景が広がるとても爽やかな所です。

 

施設内では、至るところに陶器が散りばめられています。
オブジェも陶器なら池の中にも陶器。
床まで、製作途中で割れたらしい陶器の欠片を埋め込んで作られています。

 

“窯元横丁”では、周辺の窯元の作品を買うことができます。
小さく区切られた部屋ごとの展示を見ると窯元ごとの作風の違いがとても大きいことが分かります。
少し抑えた照明の館内に個性的な作品がずらりと並ぶ様子は、まるで美術館のようです。

お食事処の“獅子銀”では、丹波地鶏や黒豆豆腐、但馬牛など地元の食材を用いた和食膳をお楽しみいただけます。

そして、特に楽しいのが自分で立杭焼に挑戦できる陶芸教室です。
900円で粘土と、ろくろ一式を借りることができます。
この粘土一塊で、ちょうど手頃な湯飲み茶碗ほどの立杭焼きを作ることができます。
1,500円コースだと、さらに大きな作品にも挑戦できます。

先日、私もこの陶芸教室を体験してまいりました。
何を作ろうか色々と考えながらろくろを回し始めます。
うっかり回しすぎると形が歪んでしまいますが、それをまた捏ね直して少しずつ形にしていくのも楽しいものです。
途中から粘土が乾き始めるので少し慌てつつ、何とか湯飲みの形を作りました。
もう少し凝った物が良かったかな……とも思いましたが、焼いている途中に割れる危険もあるのでそこはシンプルな形で行くことにしました。
形を作って預けると、後日しっかりと上薬を付けて焼いた完成品が送られてきます。(送料は別途負担となります)

 

その時作った立杭焼が、今日出来上がりました。
思ったより縮んでいましたが、ヒビ一つ無く一安心です。

 

むしろ、割れるのを恐れすぎたせいか出来上がりはとてもぶ厚く重くなっていました……。
保温性は高そうなので、まぁ……これはこれで?
多少欠点があっても不思議な愛着がわくのも、手作りの良いところですね。

有馬から陶の郷へは、西宮北ICから中国自動車道を利用して、約50分。
有馬から約25分のJR三ノ宮駅からなら、尼崎駅でJR福知山線に乗り換え、相野駅まで。
その後兵庫陶芸美術館行の神姫バスに乗り換えで、1時間15分ほどです。

篠山観光を時間に余裕を持って楽しむ拠点としては、有馬温泉がぴったりです。
温泉でゆっくり体を休めた後は、のどかで空気のきれいな丹波篠山の地で、土と向き合う一日を過ごしてみるのはいかがでしょうか?


平成20年9月12日(金)
有馬温泉月光園 松井