床の間(とこのま)とは、日本の住宅の畳の部屋に見られる座敷飾りの一つだそうです。 客間の一角に掛け軸や活けた花を飾る為の空間、ということですが、 私は上座下座の目印になってくれるという点で便利さを感じていました。
月光園のそれぞれのお部屋には床の間に掛け軸と生け花を飾っております。 定期的に生けかえさせていただいているので、今日は今のお花をご紹介します。
南天と小菊はまだ咲いてはおりませんが、 青々とした南天の葉とそろって爽やかですよね。
赤いケイトウ。 私は昔、ケイトウの花から毛糸ができているのだと信じておりました。 今となってはなぜそう思ったのか。 おそらく『ケイトウ』と『毛糸』を聞き間違え、『毛糸の花』だと思ったのでしょう。
あのふわふわとした花が『毛糸の花』という 間違った名前に反しないイメージだったことも理由のひとつかもしれません。 でも、本当に『毛糸の花』だったら、すごく色が限定されてしまいますから、 手芸洋品店には赤や黄色のような明るい色ばかりで、紺などの深い色がなかったことでしょう。 メルヘンチックでかわいいかもしれませんが、目がチカチカしそうです。
定期的に生けかえてそれぞれのお部屋へ飾るこれらのお花たち。 掛け軸共々、和室の雰囲気を彩るものでございます。 月光園をご利用の際にはぜひ、客室や館内様々な場所を彩る姿もお楽しみいただけたらと思います。
平成19年9月8日(土) 有馬温泉月光園 岡本 |