鴻朧館
游月山荘

有馬温泉 月光園便り

有馬温泉 月光園よりお得な情報をお伝えします。

【有馬温泉月光園便り】Wikipediaに月光園のページが完成


何かと話題にしてるWikipediaに、ついに月光園の紹介ページが完成しました。

Wikipedia 月光園

月光園の基本的な情報は一通りそろっており、月光園の温泉ひついての詳しい情報も掲載されています。
月光園に昔あった「ディスコ 賀(が)」の話題など、かなりマニアックな情報も含めたページになっています。
月光園のホームページと合わせてご覧いただければ、月光園がどんな旅館なのかが分かるのではと思っています。

Wikipedia内を色々と見て回ったのですが、旅行関係の記事はそれほど完成されたものが少ないように思います。
観光地の記事などで面白いものはないものかと巡っているうちに、いつの間にか違う分野の記事を見たりしてしまいますね。

有馬温泉の他の旅館での項目は今のところないようです。
これからもっと盛り上がって、Wikipediaの有馬温泉の項目が秀逸な記事に選ばれるといいな、と思っています。
まずは、有馬温泉の旅館の一覧という項目の登場が待ち望まれるところですね。

平成18年10月26日(木) 有馬温泉月光園 奥平

【有馬温泉月光園便り】有馬マニア 〜有馬焼きとは?


今日の月光園便りは有馬マニア第4弾、有馬焼きについてのお話です。

日本料理の世界では有馬焼きといえば山椒焼きのことを言います。
山椒を溶かし込んだ調味液に漬け込んで、それを焼くという料理法です。

有馬焼きだけでなく、有馬煮など実山椒を使った料理法は全て有馬の名前が付いています。
これは昔、有馬が山椒の産地だったことに由来するようです。
現在の有馬で山椒を作っているという話は寡聞にして聞かないのですが、料理法の名前としては今も残っているようです。

他にも料理名に地名がついたものは多いですよね。
ただ、それも正確に名前を使っているものばかりではなく、誤解やいい加減なものも数多くあったりもします。
フレンチ・フライは実はベルギー発祥の食べ物、なんていうのもその最たるものでしょうね。
最近読んだ「食の世界地図」(21世紀研究会編)という本にはそんなうんちくがいっぱいでした。

当館でも丹波地鳥の山椒焼き、つまりは有馬焼きの別注料理を用意しております。
200gほど、3,675円にてご用意しております。
ぜひ有馬にお越しの折は地元の味の有馬焼きをご賞味下さい。

平成18年9月15日(木) 有馬温泉 月光園 奥平

【有馬温泉月光園便り】月光園はじめて物語~靴のままお部屋まで


月光園は50年を超える歴史を持つ旅館ですが、「有馬で初めて」といった新しいことに挑戦している旅館でもあります。
今日はそんな中よりはじめて物語の1つをご紹介いたします。

実は月光園は、有馬温泉の旅館の中で初めて、靴のままお部屋まで行くことができるようになった旅館です。
それまではどの旅館も、玄関でスリッパなり、雪駄なりに履き替える必要がありました。

月光園でもそれまでは館内ではスリッパ、外出時には下駄に履き替えていただいていました。
そこを靴からスリッパに履き替えていただくことなく、お部屋までご案内できるという試みを始めました。いわば月光園が、ホテルスタイルを有馬で初めて取り入れたとも言えますね。

今では有馬に限らず、どこの旅館も靴の履き替えというのも見なくなりましたね。
月光園でかつて靴をお預かりしていたころには、靴を磨いておいてお客様の出発に備えるといったおもてなしもしておりました。
今はお客様の靴を手にする機会もないのですが、その気持ちは変わらず受け継がれています。

月光園では今も昔と変わらぬおもてなしの心で、皆様をお待ちしております。

    有馬温泉 月光園 奥平

【有馬温泉月光園便り】月光園の美術品 〜四季草花図

月光園では、館内や室内に煌びやかな美術品・装飾品で日常に色彩を添えています。
今日は一点、館内にある美術品を紹介致します。

この写真は、鴻朧館の2Fにある拈華庵というお茶室の入口横を撮影したものです。
これは、琳派の「四季草花図」という作品です。
最近では風神雷神図屏風の作で有名な尾形光琳が、実は師の俵屋宗達の作品を敷き写しただけであったという事実も明るみになりましたね。
こうして眼前に大作を臨んでいると時代を超えて、当時の自由な発想が身体に浸透してゆくようです。

琳派は、江戸の政治的権威を背景にした狩野派、住吉派と日常生活に浸透した商業主義によって立つ浮世絵との中間に位置し、上流階級の豊かな教養と洗練されたセンス、そして庶民階級の自由で変化に富んだバイタリティーを併せもった人々で構成されていました。
一説では、琳派はクリムトやウォーホール、マティス(少しこじつけにも感じられますが…)にまで影響を与えたとも云われています。

写真右から春夏秋冬の順に、スミレ、タンポポ、ワラビ、牡丹、桜草、百合、山吹、芍薬、菖蒲、朝顔、オモダカ、撫子、リンドウ、萩、菊、ススキ、フヨウ、女郎花、桔梗…とズラリ、百花繚乱に不可逆的な時の空間を金箔の襖に凝縮させた壮大さ。
この静と動がひしめき合う草花の表現は、ルネサンス以降の西洋絵画の遠近法とは異なる奥行きを見せない平面性の中ででも、季節や風やリズムを感じさせますね。

当館に御越し頂いた際には、是非ご覧下さいませ。

平成18年9月6日(水) 有馬温泉月光園 福山

【有馬温泉月光園便り】体に良いもの

 当館游月山荘では、マクロビオテックを取り入れたレストラン『月の座』を営業しておりますが、個人的にもただ今美容と健康ブームで、『お肌にも良いものを!』とお気に入りで愛用しているコスメティックがあります。
 新鮮な野菜やフルーツ等を原料に作られたボディソープやシャンプー、化粧水などを販売されている『LUSH』というお店が神戸の三宮(神戸国際会館地下2階)・神戸三宮支店)にあります。
お店の雰囲気もすごく明るくて、スタッフの方々も気さくな方ばかりで、とても楽しくお買い物ができます。軽く常連気分な私もスタッフの方々とは友達のようにお話しできたり。
商品一つ一つを丁寧に説明してくださるので、とにかくいろんな商品に目移りしてしまいます。
どの商品もネーミングやデザインから凝っていて、体に優しいだけではなく、視覚からも和やかになれます。
 女性向けかな?と思われますが、男性の方も来店されています。女性へのプレゼントにも喜ばれるそんなお店です。
 体の中から外まで、体に優しくて、良いものを取り入れていきたいですね!

  有馬温泉月光園 前田