有馬温泉 月光園便り
2014.04.09
有馬温泉・観光ガイド
みなさま、こんにちは。
月光園の林でございます。
今日も良い天気ですね~。
暑くもなく寒くもなく快適で過ごしやすいです。
この陽気が出来るだけ長く続きますように、と毎年思います。
有馬の桜もまだまだ咲いていますよ!
しかし本日は桜の写真はありません……!
今月4月26日(土)から6月22日(日)までの2ヶ月間、神戸市立博物館にて開催されます
この超大型の美術展をご紹介したいと思います!
この北斎展、昨年12月に名古屋からスタートし約1年かけて
神戸・北九州・東京と回っていきます。
まず驚くのがその展示品数!なんと約140点!
これはじっくり見て回ったら1日あっても足りない量ですね…。
肉筆画も多く展示されていたら嬉しいですねー。
更に名古屋展を見に行った人の感想などを見ますと、
保存状態が良いらしく、美しいグラデーションの色彩や肉筆の迫力ある筆致が堪能できそうです。
それにしてもこのポスター、かっこいいですね。
世界一有名な日本画「神奈川沖浪裏」!Great Wave!
どんなデザインにも合いそうな、凄すぎる構図です……。
北斎は6歳の頃から絵を描き始め、90歳にて没するまでの生涯を
常に画法の探求と絵を極めることに費やしてきました。
その絵に対する執念たるや……凄い!
例えば、「人物を描くには骨格を理解しなければならん!」と接骨家の先生に弟子入りしたりもしました。
北斎の動きのある人物を見ると、しっかりとした骨格知識が基にあるのがわかりますね!

さらに北斎が75歳のときに完成させた、かの有名な『富嶽百景』のあとがきではこんなことを書いています!
「70歳までに描いてきたものは、取るに足らないものばかり。
73にしてやっと少し生き物の骨格や草木のつくりが分かってきた。
ゆえに110歳くらいになれば、描く一点一点が生きてみえるようになるだろう。」
今より遥かに平均寿命の短かったであろう時代に、110まで生きて絵を書き続けようなんて…凄い!
当然こんな北斎ですから、最後に遺した言葉も絵に関することでした。
「天があと10年、いや5年の長生きを許してくれたら、必ずや真の画工になることが出来るのだが。」
北斎は生涯に3万点を超える作品を発表しました。
19才で作品を作り始め、亡くなるまで描き続けたと考えると1年でなんと422点以上のペース!
北斎は号(ペンネームのようなもの)を頻繁に変えたことで有名ですが
やはりその中でも一際異彩を放っている号が『画狂老人卍(がきょうろうじん まんじ)』!
この一度聞いただけで忘れられないセンスの号は、北斎が最晩年(75歳~90歳)に使用したものでした。
晩年の北斎は肉筆画に傾注し、描くモチーフも動植物や宗教画が多くなっていきました。
その頃の作品の鬼気迫る感じが、「画狂老人卍」という号からも感じ取れる気がします!
しかし現代でも通用しそうなネーミングセンス…北斎凄すぎ。
北斎の凄さは挙げればキリがなさそうですので、これくらいにしておきます。
しかし書いているうちに今回の北斎展、ますます楽しみになってきましたよ!
あと約2週間…待ち遠しい!
興味ある方は是非!要チェックですよー!! それでは~。
平成26年4月9日(水)
月光園 林
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