有馬温泉 月光園便り
2016.05.05
月光園便り
5月5日に菖蒲湯に入る習慣が出来たのは、
菖蒲と勝負・尚武(武を重んじること)を掛けたからという説があるようです。
しかし菖蒲(ショウブ)は菖蒲(アヤメ)と読む場合もありますよね。
それに花もそっくりです。
ショウブとアヤメは同じ花の違う呼び名なのでしょうか?
さらに言うとカキツバタとは何が違うのでしょうか??
せっかくの菖蒲湯デーなので少し調べてみました。
まず「ショウブ」でWikipediaを見てみると、ご丁寧にも冒頭に
「アヤメ」とは異なります。
の一文が。よかった、これで解決ですね。
というわけにもいきませんのでもう少し調べてみると、
同じ「しょうぶ」の名前をもち花の咲くハナショウブと混同されることもあるが、両者は全く別の植物である。古くは現在のアヤメ科のアヤメではなく、この植物ショウブを指して「あやめ」と呼んでいた。
菖蒲湯に使われているショウブと、アヤメによく似たショウブは
まったく別の植物(科も違う!)ということが判明しました。
さらに昔はハナショウブじゃないショウブ(真)のことをアヤメと呼んでいたとか。
なんてややこしい植物なんだ。

これがショウブ(真)の花の集合体です。まったく別物ですね。
そんなわけで菖蒲湯に入るときは、あの青くて綺麗な花ショウブではなく、
↑のショウブ(真)を思い浮かべながら入ってください。
なんだか花ショウブよりも薬効がありそうな気がしませんか?


全部同じ花に見えます!が、
左上から菖蒲(アヤメ)、杜若(カキツバタ)、花菖蒲(ハナショウブ)です。
いや、花菖蒲(ハナショウブ)、杜若(カキツバタ)、菖蒲(アヤメ)だったかな・・・。
もう分かりません。素人に見分けることは不可能です。
しかし、ご安心下さい。
この世にもそっくりなアヤメ科アヤメ属の花を
完璧に見分ける方法が存在していました!
花弁の中心寄りに注目してみると、
それぞれ微妙に模様が異なっているのが分かるでしょうか?
この模様が網目状になっていて一番ゴージャスなのがアヤメ、
網目がなく、真っ黄色の紋があるのがハナショウブ、
網目がなく、白メインの紋があるのがカキツバタ、です!
つまりこの見分け方でいくと、上の画像は
アヤメ、ハナショウブ、カキツバタ、ということになりますね。
これであなたも、5月の植物園デートでアヤメだかショウブだか分からない花を前にしても
恐れることはなくなるでしょう!
自慢気に彼氏彼女に教えてあげて下さい、これは「菖蒲」だ、と!
平成28年5月5日(木)
有馬温泉 月光園 林
イイネ!ウレシイネ!