有馬温泉 月光園便り
2007.12.19
月光園便り
はい、お茶の日です。
寒かったので障子を開けてサッサカ中に入ろうとしたところ、
「開けたら、先ずはちょっと中を窺うんですよ」
と、出だしからスパッと×印。
今日もたくさんペケが付きました。足の左右を見事に間違え・こんがらがる。
畳の縁を越えるたび、
『・・・・・どっちだっけ?』
出す足を悩みます。コッソリと悩みます。
何とか先生へご挨拶も済んで、お菓子を頂きました。
今日のお菓子は『しぐれ』。
雨に氷が混ざった雨を時雨というんだそうです。
・・・あたったら痛そうな雨です。
満月みたいな卵色の丸いお菓子で、割ると中の餡と外側の卵色の部分との境目に紅色の薄い層があり、大変美味しかったです。
食べ方が拙かったのか、ホロホロ崩れてしまいましたけれども。
お茶を頂いた後、今日はお辞儀には三種類あることを教わりました。
真(しん)行(ぎょう)草(そう)
と言うそうです。
真は手のひらをベトッと全部つけてする一番丁寧なお辞儀。
行は手の指の第二関節までをつけてするお辞儀。
これはお茶の席で『お先に』などの時に使うお辞儀だそうです。
そして、草。
これは見慣れないお辞儀でした。
指先だけをつけて、あまり前に体を倒さないお辞儀です。
お茶席の亭主が、お道具をたくさん置いてある中でするお辞儀だそうです。
お道具などに呼気がかからないようにだそうです。
「・・・・・先生、背中が曲がらないようにするにはどこを見ればいいですか」
「お茶席ではね、1人分のスペースは畳半畳。前に座っていらっしゃる方の帯の垂れを見るくらいです。」
垂れだったかヒレだったかを忘れてしまいましたが、お太鼓に結んだ帯の下側に出ている部分を見るくらいだそうです。
「でも、お辞儀によって違いますからね」
「は〜ぃ・・・」
にっこり笑顔の先生は私の質問にたくさん答えて教えてくださいます。
今日教えていただいた事が書ききれないので、明日はお扇子の事をお話しますね。
平成19年12月19日(水)
有馬温泉月光園 岡本