有馬温泉 月光園便り
2007.12.11
月光園便り
1957年12月10日に補助貨幣として、戦後最初の百円硬貨が発行されたことに由来して、
なぜか今日は百円玉記念日だそうです。
それで思い出したことは、私は興味関心がまったくなかった、もしくはむしろ理解する前に口に入れてしまいそうなお年頃だった頃。
日本に500円硬貨が誕生いたしました。
それまでは500円紙幣だったそうです。岩倉具視の肖像画の紙幣だったそうですよ。
その頃の一万円札といえば、聖徳太子の肖像。
今では福沢諭吉さんですね。
聖徳太子が実在したのかどうなのか、あの肖像画は本当に聖徳太子なのかなど、一時期騒がれたものですが、真実は当時を生きていたかあの肖像を描いた人にしかわからないものでしょう。
子供の頃から聖徳太子と覚えて育ってきたため、私にはウマヤトノオウジといわれても、とっさにピンときません。
それこそ、ベートーヴェンの有名な曲、“エリーゼのために”が、本当の名は“テレーズのために”だったのでは?(テレーゼ・フォン・ドロスディック夫人の手紙箱からこの楽譜が見つかったのです)等といわれても、
「ねぇ、あの曲なんて題名だっけ?」
「あぁ、それはね・・」
というときにやっぱりとっさに出てくるタイトルは
“エリーゼのために”ではないでしょうか。
今では百円硬貨が存在しないことが想像できないほど馴染んでいる硬貨たちですが、
初めてこれらの硬貨を手にした時、どんな気持ちだったのでしょうか。
一番近い物を探せば、数年前に新渡戸稲造さんから樋口一葉さんに肖像が変わった五千円札を手にしたとき、でしょうか。
平成19年12月11日(火)
有馬温泉月光園 岡本