鴻朧館
游月山荘

有馬温泉 月光園便り

有馬温泉 月光園よりお得な情報をお伝えします。

あじさい色々


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○月光園ホタル情報○

ホタルのシーズンの間、飛びながら点滅するホタルを
なんとかカメラにおさめようとしましたが、なかなか成功しません。
ところで、ゲンジボタルのメスはほとんど飛ばないそうです。
飛び回るオスではなく、こちらを見つけられればうまく写真が撮れるのでしょうか…。
しかし、自分から飛ばないように自分から光ることもまた少ないそうです。
やはりどうにか飛んでいるオスを撮影できるように努力しなくてはいけませんね。

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本日は夏至です。
有馬はこのところ雨が続き、今日も朝から太陽は隠れていました。
本当なら今日が一年で一番日の長い日ですね。
梅雨明けはまだ先とはいえ、これからは晴れの日はほぼ夏の気候と言えるかもしれません。

以前の月光園便りで、ロビーに飾られているアジサイのお話をしました。
その時はまだアジサイには少し早い時期でしたが、この夏至の頃には様々なアジサイを見ることができます。
現在月光園内で目立つのは、游月山荘へ続く月光橋のたもとのアジサイでしょうか。
きれいな赤い花がかたまって咲いています。
アジサイは土壌の成分によって色を変えますが、赤いアジサイが咲く場合はその土壌はアルカリ性ということになります。
しかし石灰をまく程度で花の色を操作することができるそうなので、その差はあまり極端なものではないようです。

今、六甲高山植物園ではコアジサイが見頃を迎えているようです。
コアジサイは薄い紫色にも見える白い花を咲かせます。

大きな特徴は、一般的なアジサイが持つ、花に見える“がく”が無いことです。
それでも小さな花が集まった姿は、確かにアジサイに見えます。
六甲山の涼しげな空気の中で静かに咲いている姿を、ぜひ御覧になってください。

梅雨も本番といったところで、蒸し暑い日が続きます。
そんな季節には、月光園の赤湯で汗を流してみてください。

平成20年6月21日(土)
有馬温泉月光園 松井

夏の風物詩・蛍(ホタル)

暗闇の中、静かに風を浴びて蛍の美しさを愛でる。

日本人の奥ゆかしい情緒を感じさせる蛍観賞ですが、ここ有馬では今が最も盛況な時期ではないでしょうか。
数十匹の蛍が飛び交う様は、儚げでいて美しく多くの人々の心を捉えているようです。
 当館より車で約10分ほどの有馬川の下流では、連日多くの観光客や地元の人々が蛍観賞に出かけており、盛況な賑わいを見せているようです。

蛍の出現率に関しては諸説ありますが、一説では雨の日の次の日には数多く目撃されているようです。
天候の関係で多少前後するとは思いますが、蛍観賞を目的とされるならば、この時期の有馬川を覗かれるのも悪くはないのではないでしょうか。

有馬温泉月光園 門内

月光橋でホタル観賞

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○月光園ホタル情報○
 昨日は月光橋の少し北側、滝川の下流で多く見られました。
月光橋からも何匹か飛んでいるところが確認できました!

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 昨日は9時ごろから少し雨が降りました。そのため湿度が高かったのでしょうか、
8:00頃には館内の『月光橋』周辺で蛍を見ることができました。
基本的に館内の蛍はこの月光橋のかかっている滝川付近を飛んでいることが多く、
その周辺の木や草が密集した地帯に固まっていることもあります。

昨日の夜、私もカメラを片手に滝川へ行ってまいりました。
月光橋を渡って游月山荘側へ、白い柵のある川沿いの道をほんの少し下ると……いました!
ゆっくり点滅しながら、ライトアップにも負けず蛍が飛んでいます。
さっそくカメラにおさめようとしましたが、暗い中ですのでやはりどうもうまくいきません。
なかなか川岸に近づいてきてはくれませんし、蛍は案外早く飛んでいます。少なくとも、私のシャッターの速度よりは。
私の腕ではどうしても光の帯が小さく写るのが精一杯でした……。
(写真1枚目下部の緑色の光が蛍です。上の明るい光は……ライトです)
実際には写真よりずっと明るい蛍が何匹も飛んでいましたので、ご安心下さいませ。
特に蛍が多い日には、月光橋の中まで蛍が入ってくることさえあるそうです。

今年の蛍は早めに現れたようですが、通常6月中旬までは蛍の光が見られるようです。
ぜひ月光橋という絶好のロケーションからホタルを観賞してみてください。
ただ、川沿いの道は少々足元が悪くなっておりますので、十分にお気をつけ下さいませ。

平成20年6月8日(日)
有馬温泉月光園 松井

神戸港からの優雅な船旅

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○月光園ホタル情報○
本日よりブログ冒頭にて月光園のホタルの様子をお届けいたします。
一昨日、昨日と続いて、館内にかかる月光橋からホタルの光が確認できました!
2月まで游月山荘ロビーにいた幼虫の光も混ざっているのでしょうか……。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

今日の有馬は少し曇ってはいたものの穏やかな天気でした。
しかし天気予報によると、なかなか太陽が顔を出す日は続かないようです。
雨が続くと思うとどうしても外出を控えてしまうものですが、
そんな気分を変える意味でも、神戸での爽やかな船旅はいかがでしょうか?

最近テレビで紹介されたことで、ご存知の方も多いのではと思います。
ルミナス神戸2は、メリケンパークから出航している日本最大級の遊覧船です。
ご昼食やディナーに、船内の多種多様なレストランをご利用いただけます。
パーティやウェディングといった幅広いご利用も可能となっています。

月光園では、このルミナス神戸2でのクルーズと月光園でのご宿泊がセットとなったプランをご用意しております。
遊覧コースは神戸空港沖周遊プランと明石海峡大橋周遊プランからお選びいただけます。
月光園からメリケンパークまでタクシーでお送りいたしますので、交通に関しての心配もございません。
自由に神戸を観光されたい方には、タクシーの代わりに異人館など計56箇所でお使いいただける神戸街遊券(1,500円相当)をお付けいたします。

神戸に来たからには、ぜひ港町の爽やかな空気を満喫してみてください。

平成20年6月7日(土)
有馬温泉月光園 松井

林渓寺の梅の木


本日、6月6日は芒種(ぼうしゅ)です。
芒とは、お米などのイネ科の植物の果実を包んでいる、籾殻にあたる部分。
芒種はこの芒がある植物の種をまく時期であるとされています。
実際には有馬周辺の地域でも田植えは終わっているようですから、
現在の稲作のカレンダーとは食い違うところがあるのかもしれません。

また、この芒種の時期は梅の実が熟れる頃でもあります。
確かにこのところ野菜売り場などを見ると、梅干や梅酒を漬けるための梅が売っているのを目にします。
そういえば、有馬には善福寺を始めとして数多くの桜の名所がありますが、梅の木にはあまり見覚えがありません。
調べてみると、有名なものとしては林渓寺に樹齢200年を越える梅の木があるそうです。

そこで、早速林渓寺まで行ってみました。
昨日までは神戸は大雨だったのですが、今日は一転して快晴でした。
金の湯から月光園とは逆の方向に登る道、湯本坂を登っていくと、5分ほどで林渓寺にたどり着きます。
保育園と隣接しているのでうっかり見落としそうにありますが、石段を登ると確かに立派なお寺があります。
梅の木は庭や門の前で葉を生茂らせていました。
実も葉に隠れて見つけにくくなっていますが、よく見ると確かに生っています。
この林渓寺は有馬にいくつかある寺社と同じく子授けの寺であるらしく、ここの梅の実を食べると子宝に恵まれるとの言い伝えがあります。
(※決して梅の実を勝手に取ったりはしないようお願いします!)
この梅の木は、3月の終わりごろに赤い八重の花をつけるそうです。
その頃には花の咲いている様子もお届けしたいと思います。

梅雨の語源には、梅の実がなる時期だからという説があります。
旅行は天気の日が望ましいですが、雨の風景を眺めつつ有馬の四季に浸る旅もまた良いものではないでしょうか。

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 ○月光園ホタル情報○
月光橋からも蛍が確認できるようになりました。あまり夜がふけないうちのほうが活発に活動しているようです。
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平成20年6月6日(金)
有馬温泉月光園 松井