鴻朧館
游月山荘

有馬温泉 月光園便り

有馬温泉 月光園よりお得な情報をお伝えします。

★令和5年度内定式★


本日、来年4月に当館へ入社してくださる予定の学生さんへの内定式が執り行われました。

日本における「温泉文化」「おもてなし文化」を今後支えてくれるであろう貴重な人財です。
色々な職業がAIに取って代わられようとしている時代ですが、この日本の「おもてなし文化」という温度のある職種は人が介在しないと成り立たちません。

 

本日お越しいただいた4名の方には心から感謝いたしております。
そして、来年4月から一緒に仕事が出来ることを今から楽しみにしております。

月光園を訪れてくださるお客様を心を込めてお出迎えするため、
一緒に考え、一緒に成長し、日本の文化、伝統、おもてなしを一緒に守っていきましょう!

 

余談ですが、内定式の後に今年4月に入社した客室係の社員も合流し、ちょっとした懇親会を行いました。

当館のパティシエが作ったケーキを食べながら雑談に花を咲かせることが出来ました。

2023年10月21日(土)
有馬温泉月光園 幸坂

お茶席のお軸

当館では、毎週水曜日にお茶のお稽古を行っております。

 

お茶室には、客人をもてなす心が詰まっており、旅館のおもてなしに通じるものが多くあります。

今回も先生が私たちのために、時節に合った掛け軸やお花をご用意して下さいました。

 

お茶のお稽古では、作法や所作が学べるのはもちろん、このようにおもてなしの心が学べることが大変すばらしいですね。

更には、一つ一つの動作に意味があり、無駄がなく、次の動作に繋がっていくという、なんとも言い難い奥深さがあります。

 

本日は、そんなお茶室から「お軸」について。

皆さまは上の写真のお軸が読めますでしょうか?

 

私は全く読めませんでした・・・

 

答えは「清流無間断」で「せいりゅうかんだんなし」と読むそうです。

禅語のひとつで、「清らかな流れが、絶え間なく流れている」様を表しています。

水が溜まり澱むことのないよう、絶え間なく流れるようにし続けること、それは努力や修行を絶えず行うことが大切であるということを意味しております。

代々続いてる物や思想は、ただ続いているのではなく、その裏にはそれなりの努力があるのです。

 

私達もこのお軸にあるよう、月光園という旅館を通し「学び」「修行し」この先も「日本の伝統と文化」を、お客様に提供し続けることの出来る旅館であるよう努力して参ります!

 

ちなみに、先ほどの「清流無間断」は先週のお軸。

今週のお軸は「清風」ですごく涼しげです。何より、竹の墨絵が素敵なお軸でした。

 

床の間のお花は「ガクアジサイ」「ヌスビトハギ」「桔梗」「矢羽(やはず)ススキ」でした。

 

2023年7月5日(水)

有馬温泉月光園 平田

すき焼き講習会

先日、客室係の新入社員向けにすき焼き講習会を行いました。

 

関西では、肉を焼いてからザラメや醤油で味付けするのが主流です。

「すき焼き」の名前の由来ですが、農具の鋤(すき)の上で具材を焼いて食べたというのが一番有力な説となっており、関西のすき焼きにはその名残が残っております。

もう一つ似た料理に「鍬(くわ)焼き」というのもありますね。

こちらは、鶏肉などに小麦粉をまぶし、甘辛いたれを付けて焼いた料理です。

 

関東では、肉を焼かず、割り下で具材を煮込むのが主流です。

 

そして当館では割り下を使用して肉を焼く、上記の中間のようなオリジナルのスタイルです。

当館自慢の割り下は、オリジナルの配合で上品に仕上げております。

お砂糖を別途ご用意しておりますので、お好みで足していただいてお召し上がりいただいております。

そして、当館では最初の1枚のみ客室係が焼いてお客様に提供いたしております。

割り下を使用しているので失敗はしにくいのですが、それでも焦がしてしまったりすることもあり、新入社員には講習会を行っております。

 

当館では、お鍋料理は冬季限定で行っているのですが、この「すき焼き」だけは通年を通して行っており、通常の鍋料理とは一線を画した一つの料理として扱っております。

また、神戸ビーフを使用しており絶品です。

暑い夏にこそ当館の温泉で疲れを癒し、「すき焼き」でスタミナをつけて帰ってください!

 

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2023年7月3日

有馬温泉月光園 三好

キム君の写真展(紫陽花)

梅雨の中休みも今日あたりで終わり、またジメジメした日が続きそうです。

どんよりした空を見ると心も憂鬱になってしまいそうです・・・

 

ですので、キム君撮影の綺麗な紫陽花を見て、少しでも晴れやかになってください。

最後に私のスマホ撮影もおまけで、載せております♪

 

【布引ハーブ園にて】

↑ ハート型です!

 

 

【三木あじさいフローラにて】

 

 

【おまけ|美咲花山園(岡山県久米郡)】

 

ひとえに「紫陽花」と言っても、色・形・大きさなど多種多様な種類があるのですね!

育つ土壌で色に違いが出ると聞いたことがありますが、その範疇をはるかに超えた多様さですw

 

単色の物からツートン、純白などなど・・・

是非自分好みの紫陽花を見つけてみてください!

 

2023年6月26日(月)

有馬温泉月光園 幸坂

 

【Googlemap】月光園から布引ハーブ園>>>

【Googlemap】月光園から三木あじさいフローラ>>>

【Googlemap】おまけ美咲花山園>>>

 

紫陽花が綺麗です

各市町村では「シンボルの花」が設定されております。

有馬温泉のある神戸市の「市の花」は、“あじさい”です。

有馬町内や当館の中にも綺麗に紫陽花が咲いております。

月光園へお越しの際には是非、館内や有馬温泉街など探してみてください!

今日は、最近写真撮影に夢中の客室係「キム君」が撮影した町内の紫陽花をUPさせていただきます。

いかがでしたでしょうか?

なかなか上手に撮れてますね。

 

余談ですが、神戸市の花は「あじさい」とお伝えいたしましたが、神戸市の木は「さざんか」です。

兵庫県の花は「野路菊」、神戸市北区の花は「鈴蘭」です。

私の住む三田市には「市の鳥」の設定もあり、市のキャラクターにもなっています。(ちなみにキジです。)

神戸市には鳥の設定はなさそうですが、兵庫県では「コウノトリ」が県の鳥に設定されております。

 

最後にもう1枚。

神戸市の花である“あじさい”と、お隣の三田市の花である“さつき”の饗宴です。

紫とピンクが綺麗ですね。

 

皆様の住む町にもいろいろなシンボルがあると思いますので是非調べてみてください。

 

2023年6月22日

有馬温泉月光園 幸坂