鴻朧館
游月山荘

有馬温泉 月光園便り

有馬温泉 月光園よりお得な情報をお伝えします。

炭酸煎餅

有馬温泉月光園の西城でございます。
 

昨日、有馬サイダーについて調べてみると面白かったので、
今日は炭酸煎餅について書いてみようと思います。
宜しければ、お付き合い下さいませ~😊

 

有馬土産といえば炭酸煎餅が一番に上がるのではないでしょうか?
月光園の売店でも「三津森本舗」の30枚入り丸缶が圧倒的に売れており、
(よっぽどのことを除けば)長いこと売上ランキング・売れ数ランキングともに1位をKEEPし続けています。
「三津森本舗」の炭酸煎餅は、オンラインショップを除けば買えるのはほぼ有馬温泉内だけというレア感もあり、
根強い人気があります。

炭酸煎餅といってもご存知の通り多種多様で、シンプルなプレーンでも作っているメーカーによっても味や硬さや甘みなどに違いがあります。
月光園で扱っている炭酸煎餅メーカーは、「三津森」「湯の里」「湯の花堂」「いたに」と多いのですが、
ほかにも「平野屋」や「有馬せんべい本舗」など多くのメーカーが街中でしのぎを削っています。
また、有馬温泉に限らず他の温泉地でも「鉱泉せんべい」や「温泉煎餅」といった名前で類似品が売られていたり、
「カルルスせんべい」なんて名前でスーパーに売られていたりします。
 
諸説ありますが、日本最古の温泉地である有馬温泉における炭酸煎餅の元祖は「三津森本舗」と考えられています。
明治初期に発見された炭酸泉が、飲むことで効能があると認知され、明治40年に三津森本舗の創業者・三津 重松さんが工夫を重ね
煎餅の開発に成功したのが炭酸煎餅の始まりと言われています。

開発当時から使われているのは、「小麦粉」「片栗粉」「砂糖」「塩」そして「炭酸泉」と非常にシンプルなのは変わらず、
無添加で卵も牛乳も使われていないので、ヘルシーかつ健康食として老若男女から赤ちゃんまで楽しんで頂ける商品です。
また、シンプル過ぎないものが好みの方には、クリームを挟んだものや生地と一緒にチョコを焼いた商品なども各メーカーから出ています。

 
以上、「炭酸煎餅」の紹介でした。
手焼きせんべいなどの数が多いものを除けば、ほとんどの商品が游月山荘の売店を中心に揃っているので、
当館へお越しの際は、一度ご覧頂ければ幸いです。

今日のブログはここまでです。
今後も皆様が楽しくなるような豆知識を紹介していければと思いますので、
またブログで会いましょう~。

令和3年8月28日(土)
有馬温泉 月光園 西城

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