鴻朧館
游月山荘

有馬温泉 月光園便り

有馬温泉 月光園よりお得な情報をお伝えします。

三木金物まつり

皆様は兵庫県三木市をご存知でしょうか?

歴史的には、別所長治統治の時代、織田信長に反旗を翻した結果、豊臣秀吉による「干殺し」という悲劇が起こった地です。
また、その三木場攻めの際に豊臣方であった名軍師の竹中半兵衛が病に倒れた地でもあり、三木城跡の近くに墓所がございます。
畑の一角にひっそりと佇んでおりますが、私が手を合わせに行った際にも、綺麗にお花が供えられており、今も沢山の方に偲ばれていることをうかがわせておりました。
話は変わりますが、滋賀県米原にある大谷吉嗣のお墓にも手を合わせに行ったのですが、その際も畑の中にひっそりという感じでした。

そんな、三木の町は「金物の町」として非常に有名であり、1500年の歴史をもつ日本最初の金物の町と言われております。

金物の町三木では、明日11月5日(土)と11月6日(日)の2日間、「三木金物まつり」が開催されます。

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私も6日が休みのため、包丁でも買いに行きたいなぁ~、なんて思ってます。
当館からは車で約40分くらいです。

当館から三木金物まつり会場まで

ご興味がございましたら、是非お立ち寄りになられてみてはいかがでしょうか。

月光園 幸坂

炉開き

本日11月2日(水)と明日11月3日(木)は有馬温泉の大茶会です。
本年は表千家のご奉仕、コロナ過において3年ぶりの開催となります。

ご詳細はこちら>>>

第73回 豊公を偲ぶ 有馬大茶会

そして、当館にもお茶室「粘華庵(ねんげあん)」があり、
お茶のお稽古を通し、おもてなしの心や礼儀作法などを学んでおります。

本日は、11月最初のお稽古「炉開き」が行われました。

そして、炉開き最初のお稽古が、皮肉にも正座の苦手なド素人の私でした。
当館にお越しいただいている先生は裏千家の先生で、上品で素敵な先生です。
足がしびれて悶絶している私を見て、笑いながらも丁寧にお稽古をつけてくださいます。

本日は「炉開き」にかけて「開門多落葉」と書かれたお軸でした。
お花は、先生が自宅のお庭から「椿」を持ってきてくださいました。
竹の花器に入った一輪の椿がなんとも言えない雰囲気を醸し出しております。

この、床の間の雰囲気が私はとても好きです。
派手さのない美しさ、「日本の美」がここに詰まっているような気がします。


≪お稽古の様子≫

写真を撮り忘れましたが、本日のお菓子は
「鶴屋吉信」の「竜田」という生菓子と、「辻利」の「ぎおんの里」というお干菓子でした。
どちらも非常においしかったです。

有馬温泉月光園 幸坂

【令和四年十一月限定】会席料理のご案内

皆様、こんにちは!
本日は毎月お品書きを変更してお届けしております、
11月の【季節の京会席】をご案内いたします。

鴻朧館≪11月会席 初氷≫

【食前酒】 季節の果実酒
【先 附】 金目鯛酒蒸し 烏賊鳴門巻 三度豆
      胡桃豆富 いちょう大根 敷き雲丹酢ソース
【八 寸】 海老煎り唐墨焼き 赤かぶら昆布巻寿司
      焼き栗水晶羹 サーモン一塩西京焼き 
      松葉蛸旨煮 子持ち昆布、赤蒟蒻串飾り
【造 里】 明石直送活鯛 鮪 重ね蛸、帆立貝
      金魚草 寄せとんぷりなど 山葵 神戸菊紫
【椀 物】 飛竜頭「蟹、銀杏、木耳」 紅葉麩
      大黒占地茸 ぜんまい玉〆 青菜 香り柚子
【焜 炉】 里の味「神戸肉煮込みとまと鍋」バター添え
      水菜 笹打ち白葱 エリンギ茸 巻き湯葉
【揚 物】 河豚加里風味 海老唐揚げ 端かみ生姜
      豊年稲穂 赤梅甘露煮白扇揚げ
      菊の葉金麩羅 栗南京 紅葉卸し 煎り出し
【御 飯】 北摂三田米「銀しゃり」
【止 椀】 赤だし汁 滑子茸 粟麩 三つ葉 粉山椒
【香之物】 縮緬じゃこ有馬煮盛り込み
【果 物】 二種盛り 小さなケーキ添え

※都合により、内容の異なる場合もございます。

令和4年11月1日(火)
月光園 林