鴻朧館
游月山荘

有馬温泉 月光園便り

有馬温泉 月光園よりお得な情報をお伝えします。

蓄音機!!

蓄音機、その存在を今の若い方のどれくらいの方がご存知でしょうか・・・

レコード自体、今ご自宅で使われる方は少ないかもしれませんね。
かく言う私も2〜3枚、どうしてもほしいものをもっているだけですが。

蓄音機とSPレコードで、懐かしの音楽を聞かせてくれるイベントを、
ホール・オブ・ホールズ六甲で2月1日より27日まで開催されるそうです。

いつものオルゴールコンサートも1日7回行われますし、こちらのイベントへの参加も予約制ではないそうです。

ルイ・アームストロングのトランペットに、パティ・ページの“テネシー・ワルツ”。
G線上のアリアはバッハの代表作のひとつですね!

ジャンルも様々にリクエストもできるそうです。

実際に懐かしい想い出をお持ちの方、歴史として知っているお若い方も
レコード特有の音色に耳を傾けてみてはいかがですか?

実演に使用される蓄音機の機種例なども、ホール・オブ・ホールズ六甲さんのホームページで公開されています。ぜひ御覧になってみてくださいね。

平成20年1月29日(火)
有馬温泉月光園 岡本

1月24日の誕生花

1月24日の誕生花はサフランだそうです。

学名:Ceocus sativus L.
英語名:Saffron crocus

さて、ここで私びっくりいたしました。

『サフランって、クロッカスの親戚なんだ・・・!!!?』

いえ、親戚かどうかはおいておいても、
サフランは私にとって不思議な植物なのです。

カレーやインド料理を食べに行くと出てくる黄色い色のご飯を“サフランライス”といいますでしょう?私もあれは好んで頂くのですが、黄色いお米が炊き上がるから、サフランって黄色だと思っていたのです。

赤でした。

スパイスとして売られているサフランを見てびっくりです。
黄色い粉だと思っていたのに、赤。

『いや、黄色はウコンでは?』

そういう突っ込みはございました。皆様もそう思われたかもしれません。
若干期待を裏切られたような、あの驚きは楽しかったです。

さて、そんな私の楽しい想い出があるサフラン。
花言葉は“歓楽・陽気”だそうです。

もともとが鮮やかな赤、お米を炊くと華やかな黄色になるサフランにはぴったりな花言葉ですね♪

お花自体は淡い紫をちょびっと混ぜた薄いピンクみたいな色で、大変愛らしいお花です。ぜひ一度御覧になってみてくださいね。

平成20年1月24日(木)
有馬温泉月光園 岡本

今日は電子メールの日。

1994年に当時の電子メッセージング協議会、現在のEジャパン協議会が制定した“いい文の日”もしくは“Eふみの日”という語呂合わせだそうです。

電子メール。

私も毎日利用している、今となってはなくてはならない生活ツールのひとつですね。
はじめはパソコンからだけできたのでしょう、この電子メール。
FAXができたときも大変驚いたものですが、
電子メールはとっても不思議に感じた記憶があります。

私が感じた不思議を見事に言葉にしてくれた方の表現を使うと、

『文字が空を飛んでいくの?』

です。

いえ、そんなわけではないとわかっているのですが、
それでもFAXの文字が電話線の中を走っていたり電子メールの文字が空気中をバビュンと飛んで行っているような思いがあったのです。

携帯電話が普及し、電子メールを活用できるようになった現代。
以前テレビで『昔に比べて便利な道具がある分、人は安易に遅刻をするようになった』という言葉が印象に残っています。

確かに便利になればなるほどそういったマイナス面もあるのでしょう。
携帯電話のマナーもそうですが、一般的なマナーも再度わが身を振り返らねばならないものだと思いました。

平成20年1月23日(水)
有馬温泉月光園 岡本

タバコの日

今日はピース記念日だそうです。
そして、タバコの日。

なぜかというと、1946年1月13日に高級タバコのピースが10本入り7円で初めて販売されたからだそうです。

ピースといっても、平和の日というわけではなく、タバコの銘柄の方のピースですね。

当時は今のように紙巻タバコは主流ではなかったのでしょう。
もっとも、日本人がその頃初めてタバコを口にしたというわけではなく、
それまで煙管を使っていたわけでございます。

そして何となくアメリカから入ってきたのだろうなと紙巻タバコを想像しようとしながら、なぜかマッカーサーさんの大きなパイプが頭に浮かんでまいりました。

紙巻タバコの前はやっぱりパイプか葉巻だったのかしら?と思ったりもしますが、
当時のお金で7円と言うのは、今の300円よりも高額だったのでしょうね。

当時煙管から紙巻へと乗り換えた方は、初めて口にした紙巻タバコをどんな風に思ったのでしょうね。

歴史を考えるたびにその時代に生きていなかったことを残念に思うこともあり、同時に今この時もいつか何世紀か先にそのように思われるのかと考えてしまいます。
その頃の人々は一体どんな生活を送っているんでしょうか。
見てみたいような、楽しみなような。
未来と言う言葉は簡単ですが、当事者である可能性があると不思議な感覚を覚えますね。

平成20年1月13日(日)
有馬温泉月光園 岡本

七草粥の日です!

今日、1月7日は麗しき日本の暦の上で、24節気の小寒と5節句の人日・七草にあたる日です。

七草粥、召し上がりましたか?
私は朝から梅干と一緒に頂きました!今では大好きです。昔は苦手でしたが。

芹(セリ)
薺(ナズナ)
御形(ゴギョウ)⇒現在の名前は『母子草(ハハコグサ)』
繁縷(ハコベラ)⇒現在の名前は『繁縷(ハコベ)』
仏の座(ホトケノザ)⇒現在の名前は『小鬼田平子(コオニタビラコ)』(キク科の方)
菘(スズナ)⇒現在の名前は『蕪(カブ)』
蘿蔔(スズシロ)⇒現在の名前は『大根(ダイコン)』

この7種類の野菜を刻んで入れたお粥を食べることで邪気をはらい万病をのぞくと言われていますが、豪華なおせち料理で疲れた胃を休めて野菜の栄養素を補うという効果もあるそうです。

中国では7種類の野菜を入れた羹(アツモノ)を食べて無病息災を祈ったそうですが、平安の頃の日本では米・粟・黍(キビ)・稗(ヒエ)・みの・胡麻・小豆の7種類の穀物を入れた粥が食べられていたそうです。

なんだか甘そうですね。小豆入りですし。
きび団子の黍や稗は歴史の授業を受けていた頃、お米の代わりに食べられていた穀物だったと思います。歴史上だとマイナスイメージの強い穀物ですが、現代においてこれら“雑穀”とされる穀物は栄養バランスが良いということがわかったそうです。それを受けてか、最近ではスーパーのお米売り場や薬局の食料品売り場などで黍や稗の姿を見かけます。
ご飯を炊くときに麦や粟・稗などを混ぜて炊くことで食べやすく栄養価を高められているご家庭もあるのではないでしょうか。

小さい頃は蕪や大根が白いお粥の中でシャリシャリして水っぽく感じて嫌っていた私。絶対に逃げられないとわかっていたので毎年あきらめてかき込んでいたものです。お粥で無病息災を祈られても毎年インフルエンザに直撃して、それでもご飯だけは元気に頂く食い意地が張った子供でしたが。

秋の七草と違い、美味しく頂ける春の七草。
今日まだ召し上がっておられないなら今晩にでもいかがでしょうか?

平成20年1月7日(月)