うろこぐも
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秋も深まり、すっかり空は「秋の空」となってまいりました。 空気は澄んで、風は心地良くついついどこかへ出かけたくなります。 森山良子さんの「遠くへ行きたい」が頭の中を流れてきます。 空は、季節により非常に表情豊かだと思います。 今日の朝は、非常に珍しい雲を見ました。 「うろこ雲」という言葉が頭の中をよぎりましたが、「うろこ雲」は別名「いわし雲」とも呼ばれる様に、もっと弱々しいものですよね。 ネットで調べてみたところ、「高積雲」通称ひつじ雲と呼ばれるものが比較的近いのではないかと思います。 雲には、その形状や発生する高度により国際的に決められた、 実際に聞いたことがあるのは、入道雲の異名を持つ「積乱雲」くらいでした。 これからの季節、空は高くなり雲も少なく青い空が美しくなってまいります。 平成19年11月5日(月) |
東大新報に!!
今日も昨日に続きとても良いお天気となっております!絶好の行楽日和ではないでしょうか。本日も日曜日という事もあり、有馬もかなり賑わう事が予想されます。お車も人もかなり多いと思いますので、道中はどうぞお気をつけてお越し下さいませ。また、もしご予定がお決まりでない方やどこの旅館を利用しようかと悩み中の方がいらっしゃいましたら、是非一度当月光園鴻朧館・月光園游月山荘のホームページをご欄下さいませ。ご宿泊はもちろん、ご昼食お日帰りもマクロビオティックビュッフェや松花堂などご用意させて頂いております!!もちろんセットでご入浴も可能でございます!!また、本日も朝から少し冷え込んでおりますので、お上着をお忘れにならないよう、暖かい格好でお出かけ下さいませ。
せて、昨日は奈良県の“リビング”に掲載頂きましたというご報告をさせて頂いたのですが、本日は“東大新報”に月光園鴻朧館を掲載頂きましたというご報告をさせて頂きたいと思います。“東大新報”は、1972年に創刊された東京大学のの学生新聞で、その中のWinterGuideという冊子の中でご紹介頂いております。
紅葉スポットは様々な所でございますが、もし有馬にお越しになられた事がない方がいらっしゃいましたら、一度お足をお運び下さいませ。有馬では瑞宝寺公園の紅葉が有名ですが、当館から目の前に見える落葉山もなかなかの景色となっております。本日はまだ少し色付いたなという感じではございますが、ゆっくり温泉につかりながら眺める景色には癒されるものがございます。日頃の疲れを癒しに是非一度ご来館下さいませ。
平成19年11月3日(日)
有馬温泉月光園 池田
有馬温泉大茶会
有馬の大茶会。
茶の湯をこよなく愛したといわれる太閤秀吉を偲び開かれるようになったというこの茶会は昭和25年から始まったそうです。
今年で58回目を迎え、開催場所は3箇所。
11月2日と3日の2日間行われ、
裏千家の先生方がそれぞれの場所でお茶をたてて下さるそうです。
また、11月9日・10日・11日と16日・17日・18日の合計6日間。
瑞宝寺公園の中央広場で野点が行われるとのこと。
こちらの名前は「有馬温泉もみじ茶会」
なんともかわいい名前です。
さて、この瑞宝寺公園ですが、
園内には2500本の楓があり、その紅葉はいっせいに訪れるそうです。
なんとも仲の良い楓たちですね。
かつて太閤秀吉は千利休と度々ここを訪れ茶会を催したとのこと。
「日暮の庭」と言って太閤が好んだ有馬の風景を眺めながら
ゆっくりとお茶を楽しむひと時も、
芸術の秋としてまた楽しいのではないでしょうか。
散策や観光にも適した気候です。
紅葉を楽しみながら、お茶を楽しんでみられるのもまた
穏やかに秋を感じる方法としてよいかもしれませんね。
大茶会や有馬温泉もみじ茶会の詳細は有馬温泉観光協会で見ることができます。
ぜひご一考くださいませ。
平成19年11月1日(木)
有馬温泉月光園 岡本
今日の誕生花はホップです。
ホップ、というとビールを思い出す方もいらっしゃるのではないでしょうか。
麦ではありません。イラクサ目アサ科カラハナソウ属の植物です。
口に出して言うとちょっと舌をかみそうですね。
和名、西洋唐花草(セイヨウカラハナソウ)
主にビールの原料で、あるホップですが、ビールの中での担当は苦味・香り・泡の他雑菌の繁殖を抑える働きもするそうです。
ずいぶん働き者の成分ですね。
それで思い出したのですが、以前私がまだ学生だった頃、大変ドイツとビールを好んだ先生がおりました。
その先生いわく、ビールはチェコなどのホップ生産地からドイツの方面へ進むごとに苦味が弱くなるそうです。
きっとホップの産地ではビールを作るときにたくさん使うのでしょうね。
ビール以外には、ホップは生薬としての効能もあり、ヨーロッパではハーブの一種として民間薬としてもつかわれているそうです。
さて、そんなホップの花言葉は“信じる心”
こんもりとした実のような部分がかわいらしく、慢性で雌雄が異なる株だというホップ。
信じるということを貫くことが例え苦くとも、
その先には安寧があるということなのでしょうか。
それとも、それをも信じ貫くことが肝要ということなのでしょうか。
なんだか、ちょっと意味深長なように私には思えました。
平成19年10月28日(日)
有馬温泉月光園 岡本
10月18日の誕生花
10月18日の誕生花は「ムラサキシキブ」だそうです。
『源氏物語』という、今で言う長編小説を書き上げた女流作家であり、
中古三十六歌仙の一人。百人一首にも彼女の歌は登場しますね。
その「紫式部」の名をもつ植物です。
秋になると綺麗な紫色をした実をつけるこの植物。
クマツヅラ科の落葉低木で、日本原産だそうです。
背丈は3メートルほど。
一般的によく見られるのは「コムラサキ」の方なのだそうです。
こちらは枝が枝垂れており、実もブドウのように固まって実るそう。
背丈はムラサキシキブより低く、1メートルから1.5メートル。
このコムラサキは庭木や切花で人気のあり、
こちらがムラサキシキブと呼ばれることもあるそうです。
このほかにも白い実をつける「白式部」という種類もあるとのこと。
さて、そんなムラサキシキブの花言葉ですが、
『愛され上手』
だそうです。
越後守藤原為時の娘として生まれ、山城守藤原宣孝と結婚し娘をもうけたそうですが、
その後、宣孝と死別したそうです。
中宮の彰子に仕えたのはその後のことだといいます。
同時期に同じく有名で、ライバルだったと言われることもある清少納言とは
実は面識がなかった、というのは近年では有名な話でしょうか。
そんな紫式部がその人生で愛され上手であったのかは不明ですが、
彼女の54帖にわたる大作、『源氏物語』。
その主人公『光る君』は確かに、愛されることに長けていたようですね。
月光園の游月山荘には、源氏物語の中のそれぞれの帖の名を持ったお部屋が今も残っています。
やはり日本人だからでしょうか。
その名の響きは耳障りがやわらかく、私は日本ならではのはんなりとした静かさを感じます。
紫式部が残した物語という『実』。
歴史に鮮やかな名を刻んだ彼女だからこそ、
この紫の実をつける植物に彼女の名がつけられたのかもしれません。
平成19年10月18日(木)
有馬温泉月光園 岡本
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