鴻朧館
游月山荘

有馬温泉 月光園便り

有馬温泉 月光園よりお得な情報をお伝えします。

【有馬温泉月光園便り】レンゲショウマ(蓮華升麻)、

六甲山より今週のお花

六甲高山植物園ではレンゲショウマとキレンゲショウマが咲いています。
どちらも山野草好きにファンの多い花なんだとか。
キレンゲショウマは絶滅危惧種にも指定されている珍しい花です。

レンゲショウマ(写真上)の名前の由来は花がハス(蓮)に、葉がサラシナショウマ(晒菜升麻)に似ていることからきているようです。
うつむいて咲く姿が印象的な、控えめな感じの花ですね。
キンポウゲ科の1属1種の日本固有種です。
1属1種とはつまり、近しい仲間がいない種のことを指します。
さらに仲間がいない種だと1科1属1種という種もあるようです。

キレンゲショウマ(写真下)はレンゲショウマと名前は似ていますが、こちらはユキノシタ科です。
ラッパのような形で可愛らしい花ですが、めったにお目にかかれない花です。
絶滅危惧Ⅱ類に指定されている、貴重な花だそうですね。
ちなみに絶滅危惧Ⅱ類とは絶滅危惧ⅠA類、絶滅危惧ⅠB類に次ぐ程度の絶滅危険度で、「絶滅の危険が増大している種」を指定しています。

めったに見れないキレンゲショウマ。六甲高山植物園で一度ご覧下さい。

平成18年8月11日(金) 有馬温泉月光園 奥平

【有馬温泉月光園便り】美容と健康とマクロビオティック


今日の月光園便りは美容と健康についてのお話です。

游月山荘のお料理は美容と健康に敏感な方にお勧め、マクロビオテックが中心のビュッフェメニューです。
マクロビオティックというのは精進料理を起源としたもので、海外より逆輸入された考え方ですね。
マクロビオティックについては何度かこの月光園便りでもご紹介しています。

・4月11日 マクロビオティックって何?
・5月8日  マクロビオティックの広がり
・5月16日 マクロビオティックのうんちく

「美容と健康」、この2つの言葉は普段から何気なく一括りにされて語られることが多いですよね。
2つで1セットといった感じの言葉ですが、日本以外でも密接に関連するものとして捉えられているようです。
たとえばベトナムでも、「美しい人は極上の健康体である」という考え方が広く受け入れられているようですね。
ベトナム人に美人について尋ねてみると、田舎の澄み切った空気の中で働く女性の美しさを挙げる人が多いんだとか。
美容ためには、まず健康であることが大きな条件という考え方、広く世界中で受け入れられているようですね。

マクロビオティックは日本発ですが、海外とくにアメリカで広まったメニューです。
俳優やアーティストといった方々がマクロビオティックを取り入れるのも、健康による美容効果を考えてのことだと思います。

このマクロビオティックのメニューと温泉で、体の内と外から健康に、というのが游月山荘の大きなウリです。
さらに今月からはデトックスメニューも加わりました。
ぜひ一度、游月山荘の美容と健康の旅、体験してみてください。

平成18年8月9日(水) 有馬温泉月光園 奥平

【有馬温泉月光園便り】「月の座」でデトックスメニュー始めました!

游月山荘のビュッフェレストラン「月の座」で新たにデトックスメニューを始めました!

デトックス(detox)とは解毒という意味で、健康に敏感な方の間で最近話題の言葉です。
体内にたまった重金属や活性酸素などの有害な物質を取り除くことを目的としています。
重金属などの有害な物質は脂肪を分解する酵素の働きが阻害するため、これを取り除くことはダイエットにも効果があるそうです。

「月の座」では以前よりご紹介しているマクロビオティックにデトックスメニューを追加しています。

デトックスメニューの一例

七穀米一口稲荷すし
蓮根と蓮草の梅肉和え
揚げ出し黒豆豆腐

人間の生命力を引き出すマクロビオティックと、有害物質を取り除くデトックス。
2つの手段でさらに健康に。游月山荘のレストラン「月の座」にぜひ一度お越し下さい!

平成18年8月8日(火) 有馬温泉月光園 奥平

【有馬温泉月光園便り】有馬マニア〜戦国武将有馬氏と有馬猫騒動〜


この月光園便りを書くためにいろいろと調べ物をしていく中で、「有馬」という名前をインターネットで検索するだけで有馬温泉とは直接関係のないものも引っ掛かってくることに気付きました。
今日の月光園便りはそんな中で見つけた、有馬にゆかりの戦国武将、有馬氏にまつわるお話です。

有馬氏の由来は14世紀末、赤松義祐が摂津有馬郡の地頭職に任じられ、有馬氏を称したことに始まります。
摂津有馬郡には現在の有馬温泉だけでなく、三田市、宝塚市の一部も含まれます。
その子孫、有馬豊氏は関が原の戦いと大阪の陣での戦功により、九州の筑後久留米に加増のうえ移封となりました。

有馬氏はそのまま幕末まで存続したのですが、そんな中で起こったとされるのが有馬猫騒動です。

久留米藩主、有馬頼貴の代のこと。
酒宴の席に迷い込んだ子猫を追って、犬が宴席に入り込んできました。
子猫を不憫に思った女中、関屋は犬を退治し、その働きが認められて殿様に気に入られます。
名前も関屋からお滝の方と改め、殿様の寵愛を受けたのですが、同じ女中から嫉妬され、イジメを受けてしまいます。
特に老女の岩波のイジメが酷く、お滝の方は悩んだ末に自殺してしまいます。

お滝の方に仕えていた女中はこれに怒り、岩波に敵討ちを挑みます。
しかし、岩波は薙刀の名手であったため返り討ちになりそうになるのですが、そこに怪獣が現れ、岩波を喰い殺してしまいます。
怪獣の正体はお滝の方が救って可愛がっていた猫でした。

その後この猫は変化し、殿様の愛妾になりすましたり、といった様々な悪事を働いた末、退治されてしまいます。
後のたたりを畏れた久留米藩は、江戸の藩邸に怨念を慰めるための猫塚を建てました。
今も東京港区三田に猫塚が残っているそうです。

この有馬猫騒動ですが、鍋島猫騒動、猫神さんのお松大権現と合わせて日本の三大化け猫話の一つとされています。
どれも西国のお話、というところが興味深いですね。
有馬猫騒動は戦前に映画化もされており、1936年に無声映画として公開されたようです。

有馬というのも歴史が長いだけに、調べればまだまだいろんなお話が出てきそうですね。
お調べして、この月光園便りでご紹介していきたいと思います。

平成18年8月3日(木) 有馬温泉月光園 奥平

【有馬温泉月光園便り】神戸!夜景!!

 久しぶりに神戸三ノ宮に行って来ました!!
 町並みは相変わらず平日にも関わらず人も多かったです。私達は、歩き慣れた道を神戸大丸へ向かっていたのですが。?!すぐ前のスクランブル交差点の一角に!!自転車タクシー?!・・・・・と呼ぶのかどうかも分かりませんが、そのような感じの物が止まっていたのです!何でこんなところに???しかも持ち主はどこにも見当たらず・・・・・。道行く人々はチラチラととても気になる様子で通り過ぎてゆくのですが、私は気になるあまり写真を撮ってしまいました。ちょっと恥ずかしかったので交差点を挟んだ遠くから望遠でパシャリ・・・。
 夜にはハーバーランドにある“北海道”というお店に行ってきました!友人からとても良いと聞いて行こうという事になったのですが、時間はまだ夕方の5時。「まだご飯行くには早いよね」とコーヒータイム。そして6時半頃にお店に行ったのです。が!大変ショッキングな出来事が・・・。その日だけなのかどうかはわかりませんが、何と早く行けば生ビールが一杯サース?!と看板が出ているではありませんか!!あのコーヒータイムを取らなければ・・・と大変悔まれました・・・。
 それはさておき、お店に入ると中はウッディ調の造りになっており、奥へ案内されると・・・窓からはパノラマの神戸の景色が!まだ時間も早かった事で比較的すいており、窓際のカウンター席へ案内して頂きました。その時はまだ明るかったのですが、日が落ちると目の前はもう神戸の夜景がすばらしい!山の上から見るのもとてもきれいですが、街のビルから見る夜景は近い事もあり何とも迫力!!おまけにハーバーランドのクルージングの船も岸につけてあり、点灯している為、これまた心癒される景色!!食事の手も止まりがちになりつつ、夜景をながめ語り合う女2人・・・。癒される時間でした。
 じっくり友人と語り合いたい方にはお勧めかも?!

   有馬温泉月光園   池田