鴻朧館
游月山荘

有馬温泉 月光園便り

有馬温泉 月光園よりお得な情報をお伝えします。

うろこぐも

秋も深まり、すっかり空は「秋の空」となってまいりました。
空気は澄んで、風は心地良くついついどこかへ出かけたくなります。
森山良子さんの「遠くへ行きたい」が頭の中を流れてきます。

空は、季節により非常に表情豊かだと思います。
比較的出無精な私は、休みの日に良く空を見て時間を過ごします。

今日の朝は、非常に珍しい雲を見ました。
まるで、巨大な龍が空を飛んでいるかのような立派な鱗。

「うろこ雲」という言葉が頭の中をよぎりましたが、「うろこ雲」は別名「いわし雲」とも呼ばれる様に、もっと弱々しいものですよね。

ネットで調べてみたところ、「高積雲」通称ひつじ雲と呼ばれるものが比較的近いのではないかと思います。

雲には、その形状や発生する高度により国際的に決められた、
『十種雲形(=十種雲級)』という物が存在するようです。
その分類は、
「巻雲」「巻積雲」「巻層雲」「高積雲」「高層雲」
「乱層雲」「層積雲」「層雲」「積雲」「積乱雲」
となります。

実際に聞いたことがあるのは、入道雲の異名を持つ「積乱雲」くらいでした。

これからの季節、空は高くなり雲も少なく青い空が美しくなってまいります。
皆様もたまに空を見上げてみてはいかがでしょうか。

平成19年11月5日(月)
有馬温泉月光園 幸坂

今日は“寒露”です

寒露(かんろ)は二十四節気の1つ。
1年を24に分けてあらわした表現のひとつです。
寒露というのは、今日10月8日ごろから霜降までの期間をいいます。

太陽黄経が195度のときで、露が冷気によって凍りそうになるころ。

雁などの冬鳥が渡ってきて、菊が咲き始め、コオロギなどが鳴き止むころ。

・・・をいうのだそうですが。

今朝の北神戸は雨が上がった後特有の湿気を含んだ空気に、
晴れ間がのぞいたものですから、ちょっと暖かい朝でした。

軽い長袖一枚か、半袖と薄手の上着が丁度いいくらいではないでしょうか。

寒さが緩やかだと過ごしやすい気もするのですが、

寒さと共に訪れる紅葉が待ち遠しいと思えば暖かな秋にも寂しさを感じるところです。

コオロギの鳴き声こそ聞かなくなりましたが、
冬はまだ遠いのではと思う暖かさ。
いつも春から夏の季節に気分が上がり、
秋の訪れはあまりに静かで、気付けば冬になっている。
そんな感覚が強い私ですので秋の訪れ方を忘れているのかもしれません。

ゆっくりと歩み寄ってくる秋は過ごしやすくて、
つい油断して風邪をひきやすい季節でもあります。

まだその姿を隠し気味な秋ですが、
朝や昼間は暖かな有馬でも、どうやら夕暮れと共に夜へ向けては涼しいようです。

皆さま体調にはお気をつけてくださいね。

平成19年10月8日(月)
有馬温泉月光園 岡本

【有馬温泉月光園便り】蛍飛びかう月光橋

本日は、一日雨が降り続いておりました。

昨日はお昼は温かく、夜は風も少なく絶好の蛍日和でした。
今日は蛍が見れるんじゃないかと夜の8時頃に月光橋へ・・・。
そして、月光橋から川の方を見ると・・・。

いました!
たくさんの蛍が川沿いを乱舞しております!

既に、月光園へご宿泊のお客様もたくさん集まっており、「きれい」という声が聞こえてきます。
私は、月光園便りをご愛読の皆様に「是非、雰囲気だけでも味わっていただきたい」と思いカメラと三脚を持ってウロウロしていました。
その時に、名古屋からお越しのお客様とお話が出来ました。
昔は、名古屋城のお堀でも蛍が見れたそうですが、現在はいなくなっているようです。
「蛍を見たのは本当に久しぶり」と感動されておられました。
別れ際には「上手に写真が撮れるといいですね」と仰っていただきました。
普段は、事務所にこもりっきりの為、お客様との会話は久しぶりで、やはりこの瞬間に旅館の従業員で有ることをありがたく感じます。
しかし、残念ながら写真は上手に撮れませんでした。

蛍の撮影は、私のような素人では難しいのでしょうか。
カメラは市販のデジカメでしたが、カメラが悪いのでしょうか。
どちらにしろ、今回は皆様にお見せできる写真が撮れませんでした。

もう少しの間、蛍は見れると思いますので又チャレンジしてみます。

平成19年6月14日(木)
有馬温泉月光園 幸坂

【有馬温泉月光園便り】まだまだたくさんおります。有馬川の蛍

 有馬川の蛍は非常に有名で、夜になると有馬川にもたくさんの人が集まっております。

 私も毎日有馬川沿いを通って通勤しております。先日も暗くなってから帰宅した際に有馬川を通ったのですが、まだまだ蛍がたくさん飛んでおり、幻想的な世界を見せてくれています。この様子だと6月下旬くらいまでは見れるのではないでしょうか。残念ながら私のデジカメでは性能的に写真が取れませんでした。

 有馬川周辺に駐車場がないため、当館でもスポットまでマイクロバスで送迎させていただしております。

 是非この時期に有馬にお越しいただき、蛍の幻想的な世界をお楽しみいただければと思っております。

平成19年6月13日 有馬温泉月光園 門口

【有馬温泉月光園便り】有馬温泉の桜“万年坂の桜”

本日は、“万年坂”の桜をご覧頂きます。
万年坂は“ねねばし”より東方向、兵衛向陽閣さんへ向かいます。
兵衛向陽閣さんの前で道が分岐しますので左側が万年坂となります。
(ちなみに右側へ行くと杖捨橋へ向かうその名も“杖捨坂”です。)

万年坂を登りきる手前左手に“切手文化博物館”があり、こちらの駐車場にも植えたてと思われるかわいらし桜がありました。
この切手文化博物館を越えた辺りで撮ったのが上の写真で、細い道路の両側に桜があり非常に綺麗です。
そして、2枚目の写真は日帰り温泉で有名な“太閤の湯”の駐車場を撮ったものです。
こちらの桜には正直驚きました。
何十本もの桜が咲き乱れる様は正に圧巻!
実は、太閤の湯を利用させていただいた事はございませんので、浴場からの景色は存じ上げませんが、駐車場にしておくには勿体無い程の桜の本数でした。
実際、駐車場脇の小路で何組の方かゴザを広げてお花見を行っていらっしゃいました。

私も有馬温泉に勤めて短くないのですが、今回の“有馬温泉の桜”特集を行い、普段は通り過ぎてしまう所や、通常勤務の中では行かない場所などへも足を運び、有馬温泉の自然の豊かさを再認識致しました。

日本全国にはまだまだ素晴らしい景色が沢山あると思いますが、自然豊かな観光地で仕事が出来ることを誇りに思う今日この頃です。

私事でございますが、本日4月8日は山口県でCDショップを営んでおります、私のかわいい弟の誕生日でございます。
防府でCDをお買い求めの方は“ディラン”をよろしくお願い致します。

平成19年4月8日(日)
有馬温泉月光園 幸坂