鴻朧館
游月山荘

有馬温泉 月光園便り

有馬温泉 月光園よりお得な情報をお伝えします。

月光橋でホタル観賞

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○月光園ホタル情報○
 昨日は月光橋の少し北側、滝川の下流で多く見られました。
月光橋からも何匹か飛んでいるところが確認できました!

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 昨日は9時ごろから少し雨が降りました。そのため湿度が高かったのでしょうか、
8:00頃には館内の『月光橋』周辺で蛍を見ることができました。
基本的に館内の蛍はこの月光橋のかかっている滝川付近を飛んでいることが多く、
その周辺の木や草が密集した地帯に固まっていることもあります。

昨日の夜、私もカメラを片手に滝川へ行ってまいりました。
月光橋を渡って游月山荘側へ、白い柵のある川沿いの道をほんの少し下ると……いました!
ゆっくり点滅しながら、ライトアップにも負けず蛍が飛んでいます。
さっそくカメラにおさめようとしましたが、暗い中ですのでやはりどうもうまくいきません。
なかなか川岸に近づいてきてはくれませんし、蛍は案外早く飛んでいます。少なくとも、私のシャッターの速度よりは。
私の腕ではどうしても光の帯が小さく写るのが精一杯でした……。
(写真1枚目下部の緑色の光が蛍です。上の明るい光は……ライトです)
実際には写真よりずっと明るい蛍が何匹も飛んでいましたので、ご安心下さいませ。
特に蛍が多い日には、月光橋の中まで蛍が入ってくることさえあるそうです。

今年の蛍は早めに現れたようですが、通常6月中旬までは蛍の光が見られるようです。
ぜひ月光橋という絶好のロケーションからホタルを観賞してみてください。
ただ、川沿いの道は少々足元が悪くなっておりますので、十分にお気をつけ下さいませ。

平成20年6月8日(日)
有馬温泉月光園 松井

沙羅の花と一絃琴の鑑賞会

有馬温泉にある『念仏寺』には、樹齢250年という沙羅双樹の木がございます。
沙羅双樹といえば、平家物語の冒頭に出てくることで有名ですが、実際に御覧になられたことはございますでしょうか。

この沙羅双樹には、「一日花」という通称がございます。
その由縁は、朝方に咲いた花は、夕刻には散ってしまうからです。

念仏寺の沙羅の花も咲いては散り、咲いては散りを繰り返しています。
その姿は、「今日なすべきことを明日に延ばさず、確かにしていくことがよき一日を生きる道である」という釈迦の教えと通じ、仏教聖木とされているようですが、実際にこの沙羅双樹の花を御覧いただけるお寺は数少ないようです。

そんな、沙羅双樹の咲く念仏寺では、沙羅双樹の開花のころに「一絃琴」を観賞するという、催しが開催されます。

今よりもゆっくりと流れていたであろう時代を思いながら、日本の伝統、歴史を感じてみませんか。

平成20年度の催しは、6月15日(日)と6月16日(月)の2日間です。

先着100名様となっておりますので、皆様もぜひお申し込み下さいませ。

お一人様1,500円(抹茶・茶菓子付き)

詳しくは、有馬温泉観光総合案内所までお尋ね下さいませ。
TEL:078-904-0708

平成20年5月30日(金)
有馬温泉月光園 幸坂

善福寺の糸桜(夜桜Ver.)

昨日の月光園便りに引き続き、善福寺の糸桜の様子をお届けいたします。
糸桜は花が咲いている間、日没から22時ごろまでライトアップされています。
4月6日~4月8日の間は、有馬さくらまつりの一環として、桜の下で芸妓さんの踊りと抹茶を楽しむ「夜桜茶会」という催しも行われていたようです。
今回は残念ながらイベントには参加できませんでしたが、やはりメインは美しく照らされた夜桜です。
是非皆様にお届けしたいと思い、カメラを持って早速善福寺へ!……4月9日夜の有馬は、雨でした。

外に出て初めてそのことに気付いた私は、大慌てで善福寺へ向かいました。
幸い提灯は灯っており、桜の照明も消えていません。
しかしこの天気で夜桜を見にこられたお客様は皆無で、お寺の方々も撤収作業を進めているところでした。
そんな境内に1人たたずみ、カメラが雨水で壊れはしないかと気にしつつ、何とか夜桜を写真に収めることができました。
さすがに「神戸市民の木」に選ばれているだけあって綺麗に咲いており、苔に覆われた幹も250年という歴史を感じさせます。
惜しむらくは、落ち着いて観賞する余裕がなかったことですね。
花が散る前に再び訪れたいところです。

月光園でも同じように雨が降っていましたが、こちらはロビーや月光橋から御覧いただけますので雨も気にならず、ゆっくりと夜桜をお楽しみいただけます。
特に、現在游月山荘ロビーにて行っております夜桜バーからの眺めは、是非実際に御覧いただきたいものです。
また、ただいま実施中のお花見プランをご利用のお客様には、特に桜の良く見えるお席をキープいたします。
お花見プランは4月12日(土)までとなっております。
残り僅かとなりましたが、この機会に是非月光園の桜をお楽しみくださいませ。

ご予約はこちらからどうぞ!

【鴻朧館】 ⇒【1日3組限定】観桜プラン

【游月山荘】⇒【1日2組限定】お花見プラン♪

 

平成20年4月10日(木)
有馬温泉月光園 松井

善福寺の糸桜


神戸市街に遅れること約一週間。有馬の桜もほとんどが開花し、見頃を迎えています。
ここ数日の雨で散ってしまうのではないかと心配しましたが、開いたばかりの花は意外に強く、
今日も青空の下で元気に咲いていました。

さて、写真は太閤通りを上っていくと右手に見えます善福寺の桜です。
善福寺は、有馬温泉に深い関係のある行基が開祖であると言われる由緒あるお寺です。
4本の立派な枝垂桜があり、糸桜と呼ばれるそれらは樹齢250年にも達するそうです。

この善福寺、道路よりかなり高いところにありますので、何気なく歩いていると少し見つけにくくなっています。
私も毎日太閤通りを通っているのですが、その場所に気付いたのは入社から数ヵ月後のことでした。
しかしこの季節、4本の糸桜が花を付けると途端に存在感を増します。

糸桜はシーズン中(4月15日頃まで)はライトアップされており、夜間にもお楽しみいただけます。
明日の月光園便りでは夜桜の様子をお届けしたいと思いますので、どうかお楽しみに。

また月光園の桜も、糸桜に負けず綺麗にライトアップされています。
月光園では4月12日まで游月山荘ロビーにて夜桜バーをオープンしておりますので、是非お越し下さいませ。

平成20年4月9日(水)
有馬温泉月光園 松井

ふきのとう♪


今日、月光園内を歩いていると、とある方の手元に目が行きました。

「それ、何ですか?」

「ふきのとうよ〜」

「あぁ・・・天ぷらにすると美味しいですね♪」

「んふふ」

月光園にふきのとうの季節がやってまいりました。
なにせ、月光園でとれたとの事ですので、間違いありません。

先日の雨水を経て本格的に春に向かって参りました。
私も春をお楽しみ頂けるよう頑張らなければ!

と、今は思っておりますが、ふきのとうを目にして月光園産と聞けばその後私の口から飛び出す言葉は一つ。

「写真撮らせてください!」

「いいわよ〜」と笑顔と了承を頂いたのですが、

「中身さえ返してくれればいいから☆」

と、机の上に置いてくださったお茶目な方。

大丈夫です。いくら私でもふきのとうを生では頂きません。

だって、いくらあの苦味も美味しい春の味、といっても、
天ぷらにするよりもさらに苦そうですもの!

本日の写真は袋にいっぱい摘まれたふきのとうさん達です。

では、日ごと季節が変わりつつあることを肌で感じるこのごろですが、
夜はまだ冷えることもありますので、お風邪など召されませんようお気をつけ下さいませ。

平成20年2月21日(木)
有馬温泉月光園 岡本