鴻朧館
游月山荘

有馬温泉 月光園便り

有馬温泉 月光園よりお得な情報をお伝えします。

【有馬温泉月光園便り】美容と健康とマクロビオティック


今日の月光園便りは美容と健康についてのお話です。

游月山荘のお料理は美容と健康に敏感な方にお勧め、マクロビオテックが中心のビュッフェメニューです。
マクロビオティックというのは精進料理を起源としたもので、海外より逆輸入された考え方ですね。
マクロビオティックについては何度かこの月光園便りでもご紹介しています。

・4月11日 マクロビオティックって何?
・5月8日  マクロビオティックの広がり
・5月16日 マクロビオティックのうんちく

「美容と健康」、この2つの言葉は普段から何気なく一括りにされて語られることが多いですよね。
2つで1セットといった感じの言葉ですが、日本以外でも密接に関連するものとして捉えられているようです。
たとえばベトナムでも、「美しい人は極上の健康体である」という考え方が広く受け入れられているようですね。
ベトナム人に美人について尋ねてみると、田舎の澄み切った空気の中で働く女性の美しさを挙げる人が多いんだとか。
美容ためには、まず健康であることが大きな条件という考え方、広く世界中で受け入れられているようですね。

マクロビオティックは日本発ですが、海外とくにアメリカで広まったメニューです。
俳優やアーティストといった方々がマクロビオティックを取り入れるのも、健康による美容効果を考えてのことだと思います。

このマクロビオティックのメニューと温泉で、体の内と外から健康に、というのが游月山荘の大きなウリです。
さらに今月からはデトックスメニューも加わりました。
ぜひ一度、游月山荘の美容と健康の旅、体験してみてください。

平成18年8月9日(水) 有馬温泉月光園 奥平

苔ブーム到来?!


苔育成キット作成のススメ

〜苔育成キットの作成方法〜
ペットボトルを加工して、炭ボールを入れます。
水をひたひたに入れ、苔を置いて終了。

最近、苔を育て始めました。
自宅駐車場、アスファルトの隙間に生えていた苔です。
上記の苔育成キットで育てていますが、朝一は鮮やかな緑色をして
すごく綺麗です。
昨日、ドライアイスを入れてみました。ドライアイスは水に触れると
煙がでました。その煙が苔にまとわりつきます、二酸化炭素です。
言わずもがな、植物は二酸化炭素を好みます。
今朝の苔は一層鮮やかな緑色をしていました、少し成長も見られました。
大袈裟かもしれませんが、部屋の中にフレッシュな酸素を感じました。
植物を育てると心が和みますが、実はこれ、植物が水分を発散する時にマイナスイオンを発生させている事がひとつの要因になっているそうです。
フレッシュな酸素を提供してくれ、マイナスイオンまで発生させる植物。
そんな植物の中でも、苔はすごく丈夫で育てやすいのでお勧めなのですが、陰湿なイメージを持たれている方が結構多いので、ご注意ください。
苔ブームを巻き起こしましょう。
 
    有馬温泉月光園  木村

二十日大根

游月山荘の玄関脇の「さつき」の花壇に約一ヶ月前、二十日大根の種を30粒程植えました。
2日程経つと、蟻に食べられたり、雨で流れたりして10粒程に減りました。

しかし、その10粒ほどは全て発芽をしています。小さな赤い茎の先に緑の子葉。
毎日の水やり、声かけを忘れず、10日ほどが経過し、茎が伸びてまさに「貝割れ大根」。
かわいくて、かわいくて、食べちゃいたいくらい。
そんな衝動を抑え、我慢に我慢を重ね、毎日の水やりと声かけを続けました。
子葉の間から本葉が見えはじめると、日光を浴びてすくすくと大きくなりました。
車両係の髭のおっちゃんから、おまえは子供ができたら絶対に子煩悩やな。
というお褒めの言葉も頂きながら、毎日水やりと声かけを続けました。

ある日、変化に気づきました。
「あれ?」いつもと様子が違います。
「根っこが太くなってる。」それは目に見えて変わったというような物ではなく、
毎日の観察によって気づいたほんの少しの変化でした。
「もう食べようや」おいおい、何てこと言うんだよ、この髭のおっちゃん。
そう思いながらも食べて見たい。我慢していた気持が少しずつ溢れ出して来ました。
「食べようか」
この一言を発したときは、「娘を嫁に出す父親の気持ち」がほんの少しだけ解った気がしました。

収穫せずに残した物に花が咲き、もしも種が取れたなら、
「孫ができた父親の気持ち」も解るような気がします。
今日、ついに1つだけ収穫します。
私が育てた二十日大根、新しい種もまた撒きました。
盛夏には生き延びることは難しいらしいですが、
できるとこまでやってみます。
是非ご来館の際は声をかけてあげてください。

有馬温泉月光園 木村