鴻朧館
游月山荘

有馬温泉 月光園便り

有馬温泉 月光園よりお得な情報をお伝えします。

【有馬温泉月光園便り】月光園の緑

今日は朝から晴れたり曇ったりのお天気です。
天気予報では、夕方に雷雨があるようですので、お出かけの際は傘が必要ですね。

今日の月光園便りでは、自然豊かな月光園をご紹介したいと思います。
月光園の鴻朧館と游月山荘は、鼓が滝より流れる清流“滝川”を挟んで建っております。
滝川の手前に鴻朧館、向こうに游月山荘があります。
そして、この2つを結んでいるのが月光橋です。
この滝川ですが、夏前には蛍が飛びかい、ちょうど今の季節ですが“カジカガエル”の美しい鳴き声を聞く事が出来ます。
そして、夕方には“ひぐらし”の音が心を癒してくれます。

更に、この滝川ですが沢蟹も沢山顔を現し、夏休みのシーズンには、お子様の大喜びするところを良く拝見いたします。

と、月光園の周りには素晴らしい自然があることが少しは皆様に伝える事が出来たでしょうか。

実は、今日もお客様に「インターネットで見て期待して来たのですが、鴻朧館のロケーションは、本当に素晴らしいです。インターネットで期待して裏切られる事も多いのですが、鴻朧館は期待通り、もしくは期待以上のところでした。」という嬉しいお声を頂いたところです。

と、言葉ではこれくらいが限界ですので他の旅館さんにご宿泊のお客様も、是非一度月光園へお立ち寄り下さいませ。

平成19年7月26日(木)
有馬温泉月光園 幸坂

未分類

【有馬温泉月光園便り】ゴルフ銀座

兵庫県は日本で初めてのゴルフ場が出来た土地だけあって、全国的に見てもゴルフ場の数は非常に多い所です。
ちなみに、1位は北海道、2位が我らが兵庫県、そして3位の千葉県と続きます。
その中でも、有馬温泉より約40分程度のところにある、三木や吉川は「ゴルフ銀座」と呼ばれる程ゴルフ場が沢山あります。

そんな土地柄もあり、有馬温泉をご利用されるお客様でゴルフ利用のお客様も沢山いらっしゃいます。
予約の部屋に座っていると、バブルの崩壊後徐々に減っていたゴルフのお申込が、最近では少しずつ増えてきているように感じます。
景気が上向きになったと考えてもいいのでしょうか。

私自身はゴルフを行いませんので、コースの良し悪しを詳しく説明する事が出来ませんが、月光園で通常手配を行わせていただいているゴルフ場さんは評判の良い所ばかりですので、ゴルフのお好きな方は是非お問合せ下さいませ。

主な、ゴルフ手配先

◆有馬カンツリークラブ
 URL : http://www.arimacc.jp/

◆有馬ロイヤルゴルフクラブ
 URL : http://www.arima-royal.com/

◆北六甲カントリークラブ
 URL : http://www.kita-rokkou.co.jp/

◆ザ・サイプレスゴルフクラブ
 URL : http://www.cypressgolf.co.jp

◆太平洋クラブ
 (六甲コース)
 URL : http://www.taiheiyoclub.co.jp/course/rokko/index.html
 (有馬コース)
 URL : http://www.taiheiyoclub.co.jp/course/arima/

平成19年7月25日(水)
有馬温泉月光園 幸坂

【有馬温泉月光園便り】癒しの森の魚屋道に纏わる昔話


 以前にご紹介しました有馬癒しの森内の魚屋(トトヤ)道ですが、次のような昔話が語り継がれております。

 魚屋道は昔、神戸市の海辺近くの魚屋さんが、採れたての新鮮な魚を毎日有馬温泉に運ぶ為、六甲山を越えて運んだことからその名前が付いております。

 ある日魚屋道を若い魚屋が通っていました。この魚屋はとても動物好きで、この山中にはお腹を空かせた山犬がいると思い、余った魚を投げていました。

 有馬温泉からの帰りが遅くなった際、1人でこの魚屋がとぼとぼと六甲の山道を歩いていると、一匹の大きな山犬が現れます。狼だと思った魚屋さんは必死で逃げようとしたのですが、山犬が着物の袖を引っ張って、大きな岩陰に引きずりこまれてしまいます。

 その直後、森から狼の群れが現れ、山道を歩いて行ったそうです。つまりこの山犬は魚のお礼にこの魚屋さんを助けたのですね。

 それからもこの魚屋さんは、魚が余るといつもこの山に魚を投げ、山犬に与えたそうです。

 今の魚屋道は有馬癒しの森として整備され、ハイカーや登山家で賑わっております。

 平成19年7月10日
 有馬温泉月光園 門口

【有馬温泉月光園便り】金泉の不思議なお話

 有馬温泉独特の赤湯として有名な金泉ですが、この金泉の泉源は非常に高温なものが多く、高い所だと94℃を超えるところもあります。

 しかし有馬温泉近辺には火山はありません。それなのに熱過ぎると言っていいような温泉が湧き出ています。このことはプレートのエネルギーである、マグマの熱であるなどの諸説があります。さらに不思議なのは、有馬周辺の温泉から湧き出ている同質の含鉄泉は高温ではないということです。有馬町の限られたごくごく狭い地域だけ高温の金泉が湧き出しているのです。

 また有馬温泉の金泉は最初はここまで高温ではなかったようです。そのままの入浴が不可能なほどの高温の温泉となったのは太閤秀吉の時代だそうです。秀吉の時代に大地震があり、その後、高温の温泉が湧き出るようになったそうです。その後、長野県の浅間山が1783年に噴火活動をした際に湯の温度は普通の水程度まで下がったのですが火山活動停止後、高温に戻ったということです。さらに明治32年に六甲山が数日間に渡って鳴動する現象があり、このときも湯の温度が上昇して湧き出す量も増えたらしいです。

 この原因ははっきりとは分かっていないそうです。

 写真は月光園鴻朧館大浴場の露天風呂(上)と当館自慢の川沿いのかけながしの露天風呂(下)です。

平成19年6月30日 有馬温泉月光園 門口

【有馬温泉月光園便り】有馬温泉泉源巡り〜極楽泉源〜


 梅雨に入り、雨の多い時期となりました。ホタルもピークを過ぎて、有馬川でも見れる数は数匹となってしまいました。

 さて本日は有馬温泉の数ある泉源の中から極楽泉源のご紹介です。

 月光園から金の湯へ向う途中に、角の坊さんがございます。この角の坊さんを右に曲がり、階段を上りますと、極楽寺がございます。この極楽寺と銀の湯の間に極楽泉源がございます。この泉源は約94度の金泉を各旅館へと送り続けております。

 かつては太閤秀吉の湯殿(現在の太閤の湯殿館とされています。)へ金泉を送っていたとされ、月光園からも約10分のところに位置しております。

 最近改修工事が行われ、井戸が追加されたようです。最新の設備を施されたため、煙突が無くなってしまい、温泉地ならではの湯煙が出ない状態となってしまったことが、個人的には残念なのですが、この泉源から金泉を得ている旅館様も多いので、泉源巡りをするのであれば、絶対にはずせない泉源の一つだと思われます。

 平成19年6月29日 有馬温泉月光園 門口