【有馬温泉月光園便り】月光園の美術品 〜四季草花図
月光園では、館内や室内に煌びやかな美術品・装飾品で日常に色彩を添えています。 今日は一点、館内にある美術品を紹介致します。 この写真は、鴻朧館の2Fにある拈華庵というお茶室の入口横を撮影したものです。 琳派は、江戸の政治的権威を背景にした狩野派、住吉派と日常生活に浸透した商業主義によって立つ浮世絵との中間に位置し、上流階級の豊かな教養と洗練されたセンス、そして庶民階級の自由で変化に富んだバイタリティーを併せもった人々で構成されていました。 写真右から春夏秋冬の順に、スミレ、タンポポ、ワラビ、牡丹、桜草、百合、山吹、芍薬、菖蒲、朝顔、オモダカ、撫子、リンドウ、萩、菊、ススキ、フヨウ、女郎花、桔梗…とズラリ、百花繚乱に不可逆的な時の空間を金箔の襖に凝縮させた壮大さ。 当館に御越し頂いた際には、是非ご覧下さいませ。 平成18年9月6日(水) 有馬温泉月光園 福山 |
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【有馬温泉月光園便り】有馬マニア 兵庫県立有馬富士公園
先日、かつて有馬一の山とされた有馬富士に登ってきました!
有馬富士は三田にある標高374mほどの山です。
三田にあるのになんで有馬富士?と疑問に思われる方も多いかと思いますが、実は昔、三田は有馬の一部だったんですね。
1871年の廃藩置県まで、有馬郡は三田、名塩(現、宝塚市)までもを含む大きな地域でした。
そのため今も有馬の名前が地名として残っています。
さてその有馬富士、県立有馬富士公園の中にあります。
JR新三田駅より徒歩20分ほどの位置にあります。
有馬富士公園、敷地面積はかなり広いです。
入り口からお目当ての有馬富士への登山道まで、軽く20分はかかります。
夏休み中ということもあって、チラホラとお子様連れの方も見かけました。
写真は途中にある福島大池から望む有馬富士です。
標高374mと決して大きな山ではありませんが、非常に美しい山です。
さすがは有馬一、富士の名前を冠するだけの雰囲気は持っていますね。
登山道は途中までは舗装されていて、苦もなく登ることができます。
これはわざわざトレッキングシューズを履いてくるまでもなかったな、と油断する私。
ところが山頂近くになると一気に急傾斜になり、舗装もなくなります。
なんとか山頂までたどりついたものの、軽く10分はそこから動けないほどに疲れ切っていました。
とても374mとは思えないほどのキツさでしたね。
私が運動不足だからなのかもしれませんけれど。
下りは他のルートを使うなんて元気もなく、もと来た道を引き返していると、何度もクモの巣に引っかかります。
登る時は注意してクモの巣を避けていたのですが、帰り道はただ下りたい一心で全く避けることができませんでした。
下りたときには汗まみれ、クモの巣もたくさん、、、でも登りきったという充実感はありましたね。
ご家族様でも楽しめる有馬富士公園。
有馬から大阪に向かう間に立ち寄ることもできます。
有馬で富士山に登ってきたよ、なんて土産話にいかがでしょうか。
平成18年9月2日(土) 有馬温泉月光園 奥平
【有馬温泉月光園便り】神戸関空ベイシャトル 神戸空港-関西空港をはしごで見物
先日、神戸-関空ベイシャトルを使って関西空港に行ってきました!
今回、有馬と神戸空港を結ぶ無料バスは使わずに、ポートライナーで神戸空港に向かいました。 神戸空港ができてからポートライナーに乗るのは今回が初めて。 神戸空港はそれほど大きな空港ではありませんが、さすがにできて半年というだけあってキレイですね。 神戸空港をひとしきり見学した後、空港島のなかをぶらぶらと歩きながらベイシャトルの乗り場へ。 そして片道1,500円を支払い7月よりスタートしたばかりのベイシャトルに乗り込みます。 関空までは確かに早く、所要時間29分で関西空港に到着します。 関西空港島に到着してから旅客ターミナルまでは無料のシャトルバスを使う必要があります。 関西空港は何度か訪れたことはあるのですが、やはり大きいですね。 K-JETは早い時期に運行休止となってしまいましたが、ベイシャトルはぜひとも存続してほしいものですね。 平成18年8月31日(木) 有馬温泉月光園 奥平 |
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【有馬温泉月光園便り】有馬から六甲山へ サギソウ(鷺草)
六甲山より今週のお花
六甲高山植物園ではサギソウが見ごろを迎えています。
シラサギが羽を広げた姿ににていることからその名がついた、美しい形をしたラン科の花です。
愛好家の間でも人気の高い花です。
湿地帯が全国的に少なくなったことから生息地域が減り、今では絶滅危惧Ⅱ類(絶滅の危険が増大している種)に指定されています。
ただ、もともとは繁殖力の強い花なんだとか。
栽培も比較的簡単で、家庭で育てることも可能だそうです。
ちなみにサギソウの花言葉を並べてみると、
夢でもあなたを想う、神秘的な愛、繊細、清純、無垢、神秘、発展
どれもなんとなく納得できるものがほとんどですね。
白い姿が純粋というイメージにつながっていると思います。
このサギソウ、姫路市の市の花になっています。
姫路城が白鷺城と呼ばれることにちなんで決められたそうです。
ほかに、東京都世田谷区の区の花にもなっており、サギソウ祭りも行われているそうですね。
白い繊細な姿のサギソウ、六甲高山植物園で9月上旬ごろまでが見ごろです。
平成18年8月27日(日) 有馬温泉月光園 奥平
【有馬温泉月光園便り】神戸電鉄 有馬温泉駅
有馬温泉駅の最寄の駅は神戸電鉄有馬温泉駅になります。この『駅』というのは三つの顔を持っています。
① 観光の発着点としての駅
旅行や観光をするにあたり、発着点になりうるところです。有馬温泉駅では、昼から夕方にかけては、駅に到着すると各旅館のマイクロバスが、駅までお迎えに上がっている光景が多く見られます。午前中は、お客様を駅までお送りし、お見送りをする光景が多く見られます。温泉地ならではの光景です。
② 地域と駅
日常は、通勤通学として有馬に住む人々、また有馬に通勤通学する人々の足として多くを占めます。また、駅近くには阪急バスや神鉄タクシーなど交通アクセスの中心になり、地域に密着したものになります。
③ 観光と地域の中心としての駅
駅は、あらゆる市や町の中心に位置するものであり、駅を利用する為に人が集まってくるところになります。また、駅に広告やポスターを貼り、有馬温泉の魅力やイベント等、施設告知など情報発信の中心になるところと言えます。
駅と観光と地域は、それぞれに相互関係があると言えます。『駅』がひとつあることにより、その地域への活性化に繋がります。観光地と駅は切っても切れないものです。有馬温泉にもそれは当てはまると思います。有馬温泉へは、神戸電鉄で有馬温泉までお越し下さい。
平成18年8月25日(金)有馬温泉月光園 植田
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