鴻朧館
游月山荘

有馬温泉 月光園便り

有馬温泉 月光園よりお得な情報をお伝えします。

月光園から近所にお散歩〜鼓ヶ滝〜


今日ご紹介するのは月光園から一番近い観光スポット、鼓ヶ滝です。
月光園からは徒歩10分以内、散歩がてら行くことができます。
六甲山へと登るロープウェー乗り場にも非常に近いです。

この鼓ヶ滝、かつては滝が2段に分かれており、その音が山々にこだましていた事が名前の由来となったそうです。
今は度重なる洪水などのためその音を聞くことはできませんが、今の滝の音も心癒されるものがあります。
マイナスイオン効果なのか、滝の近くの空気もおいしく感じられます。

この鼓ヶ滝は月光園の敷地内を流れる滝川の上流にあたります。
鼓ヶ滝公園の中でもやはりホタルが飛ぶようですが、今年はまだ飛んでいないようですね。
ホタルを呼ぶきれいな水の源流、その水音を聞くお散歩はいかがでしょうか。

有馬温泉月光園 奥平

念仏寺と沙羅の花


今回は、当館から歩いて5分ほどの場所にある念仏寺のご紹介です。

 有馬温泉の念仏寺は創業1538年(天文11年)で、慶長10年秀吉の御殿(ねねの別邸ともいわれる)の跡地に移転建立されたと伝えられています。神戸七福神巡りの1つ壽老人が祀られ、参拝客がたえないそうです。苔の庭が美しく、沙羅樹園とよばれ、樹齢270年といわれる沙羅双樹の大木があります。この沙羅双樹は夏椿ともよばれる白い花で、開花しても一日で散ってしまい、平家物語の文章のように人生のはかなさを感じられる花といわれています。次から次へと咲き散り行く花は苔の庭一面に散りばめられます。

 ここ念仏寺では、毎年6月下旬に「沙羅の花と一弦琴の鑑賞会」が開かれます。この会では本堂でお茶会の後、ご住職の法話を愉しみ、その後須磨琴保存会の先生方の一弦琴の演奏が開かれます。応募制になっており、今年は6月18日と6月19日に開かれる予定です。

 昨日伺ったところでは、沙羅の花の開花は残念ながらまだでしたが、毎年下旬頃が見ごろのようですので、お近くにお越しの際は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

 有馬温泉月光園 細川
             

六甲ガーデンテラス「英国&バラフェア」

六甲ガーデンテラスにて、英国&バラフェアが開催中です。
コッテージガーデンでの散策や英国グッズのお買い物などがお楽しみいただけます。
6/16(金)にはプリザービングフラワー教室というフラワーアレンジメントの講習も行われます。

プリザービングフラワー教室
六甲ガーデンテラス内 グラニットカフェ
6/16(金)11:00〜14:00
料金2,000円+教材費別途2,500円程度
要予約 お問合せ先 078-894-2281

日本のゴルフの歴史は神戸から始まりましたが、日本初のゴルフ場は六甲山に造られました。
それでというわけではないのでしょうが、兵庫県は全国でもゴルフ場の多い場所として知られています。
特に有馬周辺はゴルフ場が多く、ゴルフ銀座とも呼ばれていますね。
月光園に宿泊されて翌日はゴルフ、というお客様も本当に多いです。

英国&バラフェアは7/2(日)まで開催中です。
月光園から六甲ガーデンテラスまではロープウェーで約12分で行くことができます。
月光園の温泉を楽しんだ翌日には六甲山で優雅なアフタヌーンティー、そんな休日も良いかもしれませんね。

有馬温泉月光園 奥平

メディア紹介

神戸ウォーカーに游月山荘が掲載されています!


今回の神戸ウォーカーの特集は兵庫温泉宿グランプリ、というもので游月山荘が掲載されています。
その中でなんと、游月山荘は5位に選ばれました!
数ある旅館の中でも5位に選ばれて、大変有難いです。

特にお風呂について誌面が割かれて紹介されていました。
游月山荘の温泉の「源泉掛け流し」というのが大きなポイントになったのでは、と思っています。

今回のグランプリは神戸ウォーカーの読者の方や県内の企業の方などたくさんの方、3,856名もの方々のアンケートの結果だそうです。
そんなにたくさんの方のうち、游月山荘を挙げる方が多かったというのは嬉しさと共に本当に身の引き締まる思いです。
機会があればぜひ、ご覧下さいませ。

有馬温泉 月光園 奥平

六甲山のあじさいの色


あじさいといえば赤と青の花がありますが、関西のあじさいの見所、六甲山のものは青色が多いです。
このあじさいの色ですが、一般的には土のph値によって決まると言われています。
土が酸性なら青い花が、アルカリ性なら赤い色。
理科の実験で使うリトマス試験紙とは反対の色ですよね。
六甲山のあじさいは昔は赤青半々ぐらいだったのが、年々青くなっている、と以前何かの折に聞いたことがあります。
これもやはり酸性雨の影響なのでしょうか。

でもあじさいの花の色、どうも正確には土で決まるのとは違うようですね。
何でも「花の中の色素がアルミニウムと結合した場合に青くなる」ということで、もともと赤い花なのが細胞内にアルミニウムが入ると青くなる、といった仕組みのようです。
ただ、酸性の土だとアルミニウムが水分に溶け出し、それをあじさいが吸収することが多いため、結局は青くなるんだとか。
理論的にはアルカリ性の土で青い花を咲かせたり、といったこともできるようですね。

などとあじさいについて調べていたら、もう一つ興味深いお話が。
どうもあじさいの花に見える部分は花の顎で、本物の花は顎に隠れてしまっているのだとか。
花一つ取ってみても、ほんとに奥が深いですね。
今度あじさいの花を見かけたら、じっくり観察してみようと思ってます。

有馬温泉月光園 奥平