【有馬温泉月光園便り】有馬マニア 有馬記念と有馬頼寧
今日の話題は競馬の最高峰のレース、有馬記念の話題です。
競馬好きの方だと、有馬と聞くと有馬温泉ではなく有馬記念のことを真っ先に思い浮かべるのではないでしょうか。
毎年12月の、いわば競馬のオールスターですよね。
最近話題のディープインパクトも、今年の有馬記念が最後のレースになると見られています。
この有馬記念、東京の中山競馬場の新スタンドの竣工を機に中山グランプリという名前で始まりました。
第1回中山グランプリは1956年の12月に行われたのですが、その翌月にこのレースの提唱者である日本中央競馬会(JRA)理事長の有馬頼寧氏が急逝してしまいます。
そのため第2回より、有馬頼寧氏の功績を称えて有馬記念という名前で開催され、今に至っています。
この有馬頼寧氏、政治家であり、日本中央競馬会第2代理事長であり、プロ野球チームのオーナーでもありました。
そして先日ご紹介した有馬猫騒動の有馬家の末裔にあたります。
つまりはご先祖は有馬温泉にも縁のある方なんですね。
私が子供の頃、祖父が競馬好きでよくテレビの競馬中継を見ていました。
私も一緒にテレビを見ていたとき、有馬記念という名前を聞き、これって有馬温泉に関係があるの?と聞いてみたことがあります。
祖父は、有馬温泉とは関係なくて人の名前だろうと教えてくれたのですが、全く関係ないという訳でもないんですね。
有馬記念といえば今や競馬の中でも最大級のイベントですね。
12月には有馬記念と有馬温泉につながりがある、なんてうんちくを語ってみてはいかがでしょうか。
平成18年10月21日(土) 有馬温泉月光園 奥平
【有馬温泉月光園便り】ベン・ジョンソンが走ったムービングウォーク
ポートアイランドの市民広場駅から南に、とても長いムービングウォークがあります。
ポートアイランドの1期工事地区と新たに完成した2期工事地区を結ぶために作られたもので、ポートアイランド内を結ぶ新交通、ポートライナーの一時的な代替としての役割もあって作られたようです。
このムービングウォーク、電車の替わりだけあってやたらと長いです。
ここを走ったら楽しいよね、なんて考えてしまうのが人の常だと思うのですが、それをすごいスケールで実現した人達がいました。
かのソウルオリンピック金メダリスト(後に剥奪)、カナダのベン・ジョンソンがこのムービングウォークを走るというもので、人気テレビ番組「トリビアの泉」の中の企画で実現しました。
ベン・ジョンソンほどのアスリート+ムービングウォークの加速。100mの世界記録をはるかに上回るタイムが期待されました。
ところが、結果は10秒台というひどく凡庸なタイムに終わりました。
ムービングウォークだと走りにくいのか、ベン・ジョンソンがピークほどの力がないのか、、、
どちらともつかないままベン・ジョンソンは失意のまますぐに帰国してしまい、神戸で世界記録が生まれるチャンスは無くなってしまいました。
今もムービングウォークは使用されており、昼間は使う人も少なく快適に移動できます。
もちろん危険なため100mダッシュなんて決しておすすめはできませんが、世界記録の夢の跡を一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。
平成18年10月19日(木) 有馬温泉月光園 奥平
【有馬温泉月光園便り】六甲山の今週のお花〜リンドウ(竜胆)
六甲山より今週のお花
六甲高山植物園ではただいまリンドウが見ごろです。
釣鐘型の紫色の花が美しく、園芸種としても栽培されています。
リンドウの根っこは漢方薬としても利用されています。
漢字名の竜胆は、飲むと竜の肝のように苦いから、なんて説もあるようですね。
龍胆と書くこともあるようです。
このリンドウ、アフリカを除く世界中に広く分布しています。
ただ日本では、他の植物と同じようにだんだんと数が少なくなっているようです。
秋の花で10月中旬いっぱいが見ごろとなります。
☆森の手づくりリース体験☆
六甲高山植物園では11月26日まで、植物園で採れた材料を使ったリース作り体験ができます。
今年のクリスマスは六甲山で作ったオリジナルのリースで、、といった手づくり体験はいかがでしょうか。
森の手づくりリースのイベント詳細
※現在イベントは終了しております。
平成18年10月16日(月) 有有馬温泉月光園 奥平
【有馬温泉月光園便り】有馬マニア 神戸電鉄新有馬駅
【有馬温泉月光園便り】有馬マニア 神戸電鉄新有馬駅 ※営業停止中
今日の月光園便りは有馬の使われなくなった駅、(旧)新有馬駅の話題です。
神戸電鉄で有馬温泉までお越しいただく場合、有馬口で一度乗り換えて、1駅だけの有馬温泉行きの電車に乗換えとなります。
(一部、新開地より有馬温泉直通の列車もあります)
この1駅が妙に長く、案外時間がかかるなあと以前から思っていたのですが、じつはこの間に新有馬駅という駅があったんですね。
インターネットを通じてその存在を知り、その後電車に乗るたびにどこが新有馬駅だったのかを車窓から探したのですが、どうもそれらしきものは見当たりません。
そこで仕方なく、新有馬駅を探しに山の中を歩くことにしました。
神戸電鉄有馬温泉駅のそばの道を有馬口方面に歩いていくこと数分、下り坂の右手に道が現れます。
その奥に広めの原っぱと、新有馬駅跡を見ることができます。
線路のそばを歩かないといけないため、駅の跡そのものには入れませんが、確かに駅らしきものは確認できます。
確かにここに駅があっても誰も使わないだろうな、という場所ですね。
今も残っていれば「秘境駅」という概念にも当てはまるんじゃないかと思います。
今は写真のとおり、ホームの跡があるだけで駅舎の跡などは残っていません。
営業停止中というだけで、廃駅ではないようですが、実際に復活する可能性はおそらくないだろうと思います。
気を付けていないと見逃してしまうような新有馬駅。
電車でお越しの折には先頭車両からだと見つけやすいと思います。
※秘境駅とは?
「電車でないとたどり着くのが難しい」「周囲に人家がなく、利用価値が希薄」といった駅のことを指します。
秘境駅へ行こう、というホームページで全国の秘境駅が紹介されています。
スカイパーフェクTVの旅チャンネルでは秘境駅を紹介するシリーズ番組が放映されていました。
平成18年10月14日(土) 有馬温泉月光園 奥平
【有馬温泉月光園便り】古代の迎賓館 鴻臚館
今日の月光園便りは鴻朧館(コウロウカン)の名前の由来である古代の迎賓館、鴻臚館(コウロカン)の話題です。
鴻臚館というのは平安時代にあった外国の使節をもてなすための迎賓館でした。
筑紫、難波、平安京の3箇所に置かれ、今は筑紫、現在の福岡の鴻臚館が復元されて見学できるようになっています。
福岡のといえば大宰府が有名ですが、鴻臚館はその北方、旧平和台球場の改修工事により発見されました。
ただ残念ながら2006年現在、他の2つの鴻臚館は未だ発見されていません。
インターネットで検索してみると、その他にも現代のもので鴻臚館という名前の施設がいくつかあることに気づかされます。
近いところでは兵庫県伊丹市の緑ヶ丘公園内にも鴻臚館という施設があり、お茶会などが催されているようです。
この鴻臚館という言葉、もともとは中国の言葉を輸入したものです。
本来の意味は旅をした白鳥が翼を休める館という意味で、お客様をお迎えするという気持ちが込められた言葉ですね。
「鴻」は和語では「おおとり」と読み、コウノトリや鶴などの大きな鳥の総称となっています。
私どもにとっての大切なお客様をお迎えする月光園 鴻朧館。
ぜひ当館まで、翼を休めにお越しくださいませ。
平成18年10月10日(火) 有馬温泉月光園 奥平
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