鴻朧館
游月山荘

有馬温泉 月光園便り

有馬温泉 月光園よりお得な情報をお伝えします。

【有馬温泉月光園便り】10月23日霜降(そうこう)


今日は10月23日、二十四節気の霜降(そうこう)にあたります。
露が霜となって降りる頃、というのがこの霜降です。
北海道では、すでに一週間ほど前に霜が降りたようですね。

ただ、ここのところ有馬は朝晩は冷えるものの、まだまだ暖かいです。
有馬では紅葉のピークは例年11月上旬から中旬にかけてなのですが、少しずれ込んでしまうかもしれませんね。
今日の有馬温泉は小雨が降っていますが、あまり寒さを感じることはないです。

霜降の次は11月7日ごろ、立冬になります。
今はまだまだ暖かいですが、これから一気に寒くなると思います。
どうぞ皆さんも、風邪などひかないようにお気を付け下さいませ。

平成18年10月23日(月) 有馬温泉 月光園 奥平

【有馬温泉月光園便り】有馬川の光景 桜の小径(こみち)

以前、蛍の見所としてご紹介しました桜の小径(こみち)。
有馬川沿いに徒歩10分程の道で、太閤橋から北に向かって伸びています。

この桜の小径、春には桜、6月にはホタルと、季節を感じる風流な道です。
私自身、会社への通勤にこの道を通るのですが、四季折々の風情を感じられるのが気に入っています。

この桜の小径のもう一つの顔が、自然とふれあうことができるという点です。
時々見かけることができるのが水鳥の類。
写真のような背の高い鳥をしばしば目にすることができます。

有馬に来るまで私は、鳥といえばせいぜい鳩、烏、雀ぐらいしか見かける機会はありませんでしたが、最近では水鳥を見てもそれほど驚くことはなくなりました。
ただ、初めて水鳥を間近に見たときには、さすがに有馬の自然の多さに驚きました。

他に、めったに見かけることはありませんが、蛇を見かけることもあります。
一度、蛇を踏んづけてしまいそうになったこともあります。
これはなかなか見かけることがないだけに、結構驚きます。
さらに有馬の街中ですが、夜中にイノシシが出ることがあります。
夜中に有馬町内を歩かれる方は、どうぞお気を付け下さい。

自然がいっぱいで季節を感じられる桜の小径。
有馬にお越しの折はぜひ足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

平成18年9月30日(土) 有馬温泉月光園 奥平

【有馬温泉月光園便り】処暑(しょしょ)の有馬


今日の有馬は朝から快晴で、非常に暑いです。
セミの声があちこちから聞こえ、夏らしいお天気ですね。
ハンカチ王子様じゃないですけど、汗拭きタオルが欠かせない季節です。

今日は二十四節気のひとつ、処暑にあたります。
処暑というのは、暑さが次第におさまり、日に日に涼しくなるという意味です。
今日はまだまだ暑いですが、秋の訪れは間近なのかもしれませんね。

二十四節気でいえば処暑の次は9月上旬の白露ということになります。
処暑も白露もテレビニュースで使われる言葉というか、普段の日常会話では中々使わない言葉ですよね。
ただ、意識してみると確かに季節を表す、古代中国の生活の智恵なんだなと実感できます。
もちろんというか当然というか、二十四節気の中の使わなそうな言葉でもパソコンでちゃんと変換できたりもします。

天気予報によると、今日の午後は西日本のお天気が少し不安定なんだとか。
有馬でもにわか雨か、夕立が来るかもしれないですね。
外出される方はどうぞお気をつけてお出かけ下さい。

平成18年8月23日(水) 有馬温泉月光園 奥平

ニッコウキスゲ(日光黄菅、もしくは日光黄萓)


六甲山より今週の高山植物

月光園より六甲有馬ロープウェーにて12分、六甲高山植物園ではニッコウキスゲがただいま見ごろを迎えています。
小さな黄色の花が西入口でお花畑になっています。

このニッコウキスゲ、花が黄色で葉がカサスゲ(笠萓)に似ていることからその名がついたそうです。
日光の名前はついていますが、特に日光だけというわけでなく、全国的に見られる花です。

Wikipediaのニッコウキスゲの欄でも六甲高山植物園の様子が紹介されています。
ただ、ニッコウキスゲでなくその別名のゼンテイカ(禅庭花)の名前で紹介されていますね。
1日花、つまり花は1日だけ咲いて散ってしまいますが、高山植物園では群生しているため長くお楽しみいただけます。

ニッコウキスゲの花言葉は「日々あらたに」「心安らぐ人」「夏美人」。
7月24日の誕生花でもあります。

いっぱいに咲いたニッコウキスゲ、六甲高山植物園で7月いっぱいが見ごろです。

平成18年7月18日(火) 有馬温泉月光園 奥平

合歓の木(ねむのき)が咲いています。


月光園の敷地内で合歓の木 (ネムノキ)の花が咲いています。
鴻朧館のフロントロビーから花が咲いている様子がご覧いただけます。

糸を集めたような不思議な形をした合歓の木の花は、夕方から夜にかけて暗くなってから花が開くという特徴があります。
その代わり葉っぱは夜になると閉じてしまいます。
漢字名の合歓の木はその閉じた葉っぱの姿を夫婦の様子に例えているんだそうです。

和名は「眠の木」ともいうのですが、やはり葉っぱが閉じた様を眠った様子に例えたところからきているようです。
夜に葉っぱが閉じて花が開く、というところが特徴的な木ですね。

ところで、「ねむの木の子守唄」という子守唄をご存知の方もいらっしゃるかと思います。
このねむの木が登場する子守唄ですが、この歌、皇后陛下が作詞された歌なんですね。
なんでも高校時代の美智子皇后が作詞され、秋篠宮殿下ご誕生をお祝いして作曲されたんだそうです。

アンパンマンのシリーズの中にも「ねんねんねむのき」という作品があります。
特徴のある木だけに、物語の題材にしやすいのかもしれませんね。
お客様の中にも、フロント係にねむの木の話をして下さった方がいらっしゃいます。

鴻朧館ロビーラウンジ「カフェクロワッサン」からの眺めは特に良く、ねむの木もご覧いただくことができます。
ご宿泊の方でなくてもロビーラウンジはご利用いただけます。
有馬にお越しの折はコーヒーを飲みに、ぜひ一度お立ち寄りください。

平成18年7月15日(土)
有馬温泉月光園 奥平