【有馬温泉月光園便り】有馬情話:夢美鳥(ゆめみどり)歌謡ショー
先日、当館の大宴会場「富士の間」で、夢 美鳥(ゆめ みどり)さんの歌謡ショーが行われました。
少しだけお話もさせて頂きましたが、すごく優しい方でした。
今回歌われた曲は「有馬情話」。
この有馬情話という曲は有馬を舞台に歌われた曲です。
当館の敷地内を流れる滝川、その上流に位置する「鼓ヶ滝」も歌詞に入っています。
歌詞もなかなか趣き深い内容で、男女の色恋沙汰を切なく書き上げられています。
夢美鳥さんの芯のある透き通ったやさしい声が懐かしさあふれるメロディーに乗った、なかなかの名曲です。
当館ラウンジ「コヨーテ」のカラオケにも、もちろん入っています。
有馬に来たら有馬情話をカラオケで歌うのが通ではないでしょうか。
※日本クラウン株式会社よりCDも出ていて、定価は1200円。
今回はサイン色紙といっしょにそのCDも頂けました。
カップリングの「おんな子守唄」はテンポの良い曲で歌詞も良く、すごく盛り上がる歌です。
この曲もカラオケに入っていますので是非歌ってください。
どちらも是非聞いてみて欲しい一曲です。
ここで試聴できますので是非聞いてみてください。
平成19年1月20日(土) 有馬温泉月光園 木村
【有馬温泉月光園便り】太閤秀吉公と有馬温泉
今日の月光園便りは太閤秀吉公に関する話題です。
有馬温泉に縁のある有名人は数多くいますが、やはり一番関わりの深い人物といえば太閤豊臣秀吉公です。
秀吉公は戦乱の世ですっかり寂れてしまった有馬温泉を整備し、再興のために尽力したとされています。
秀吉公は有馬の大恩人、という言い方が今でもされることがありますね。
有馬を歩くと秀吉公に縁の物に当たる、といっても言い過ぎではないぐらい「太閤さん」は親しまれています。
そんな縁のものを並べてみると、
・有馬温泉の一番交通量の多い交差点は太閤橋。
・有馬の一番賑やかな通りは太閤通り。
・太閤橋のたもとには太閤秀吉の像があり、有馬を見守っている。
・太閤の湯殿館という、秀吉公が使っていた浴場跡が博物館になっている。
・温泉のテーマパークとして売り出し中の日帰り温泉施設は太閤の湯。
・紅葉で有名な瑞宝寺公園ではかつて秀吉公と千利休によってお茶会が開かれていた。
・毎年行われる有馬大茶会は太閤秀吉公を偲ぶ茶会として開催されている。
細かいことまで調べていけばもっとたくさんありそうですね。
詳しく調べることができれば、この月光園便りでご紹介したいと思います。
平成19年1月18日(木) 有馬温泉月光園 奥平
【有馬温泉月光園便り】有馬マニア 〜有馬街道
今日の月光園便りは有馬マニア、有馬街道の話題です。
有馬街道というのは神戸新開地から有馬温泉を経て、宝塚そして伊丹へと向かう道のことです。
この有馬街道という名前はあくまでも通称で、国道428号線、兵庫県道15号線と51号線にまたがっています。
有馬温泉の中では太閤橋の交差点を通っていますね。
この有馬街道、今では神戸と有馬温泉をつなぐ道の方がメインといった印象が強いですが、かつては伊丹から有馬温泉までを結ぶ道の方が重要なルートでした。
古来より天皇や貴族などが有馬温泉に入湯する際に使われていたとされています。
この伊丹から始まる有馬街道は、「歴史的な有馬街道」や「旧有馬街道」とでも呼ぶべきもので、ルートも今のものとは若干の違いがあります。
有馬温泉の中での現在の有馬街道は有馬口から太閤橋の交差点を経て、有馬わんわんランド前を通る道を指します。
ところが旧有馬街道は湯本坂という細い道のことを指していました。
この湯本坂は昔の道だけあって車で通るには狭く、先日はこの通りを歩行者天国にする実験が行わたほどで、昔ながらの情緒を残しています。
古来からたくさんの人を有馬温泉に運んだ有馬街道。
お車の運転に自信のある方、有馬までこの道でお越しになってみてはいかがでしょうか。
平成19年1月12日(金) 有馬温泉月光園 奥平
【有馬温泉月光園便り】小説 有馬温泉殺人事件
今日の月光園は休館日です。
午前中から早速、窓ガラスの掃除などが始まり、大掃除が始まっています。
さて今日の月光園便りでは、有馬温泉を舞台にした小説をご紹介します。
「トラベルミステリ」というジャンルの推理小説って結構ありますね。
テレビの2時間ドラマなんかで、温泉旅行+サスペンスといったものがよく放送されています。
そんなご当地ものの推理小説、探せば有馬温泉のものもやっぱりあったりします。
小説・有馬温泉殺人事件
吉村達也著
この小説、有馬温泉の大型旅館を舞台とした推理小説です。
殺人事件を軸にして有馬温泉の見所が絡められており、まさにトラベルミステリといった感じです。
私はこの小説を月光園に就職が決まった際に読みました。
有馬温泉について知る機会になれば、なんて思って読んだ覚えがあります。
ただ、シリーズものの一作であるため、このシリーズを全く知らない人には多少とっつきにくいのかなと思いながら読んでました。
先日、押入れの中からこの小説が出てきたので久しぶりに読んでみました。
自分がずっと有馬温泉にいるだけに「ここはもう少し詳しく説明したらいいのに」などと考えながら読んでいました。
よその旅館の方も、そんな風に思いながら読んでらっしゃるのかもしれませんね。
この小説、サクサクと読めるといった感じの小説です。
「このシリーズのファンなら買い」といったところですね。
平成18年12月27日(水) 有馬温泉月光園 奥平
【有馬温泉月光園便り】有馬は日本のサイダー発祥の地
今日の月光園便りは有馬サイダーの話題です。
有馬サイダーは有馬のてっぽう水とも言われる、炭酸をいっぱいに含んだサイダーです。
現在、有馬温泉のおみやげ物やさんなどで販売されています。
この有馬のサイダー、実は日本で初めてのサイダーです。
神戸には日本で初めて、という初物が多いですが、サイダーもその一つですね。
この有馬サイダー、明治期に炭酸泉が飲料に適していると判明したことから造り始められました。
それまではずっと、炭酸水は毒水として恐れられており、誰も飲み物に使おう、などという人はいなかったと言います。
かつて炭酸泉の湧き出ていた場所は鳥地獄、虫地獄といって、二酸化炭素中毒によって鳥や虫の死骸が転がっていたことから名づけられました。
天然水から作られたサイダーはその後大正期まで製造されていましたが、他にも三ツ矢サイダーなど、各社の様々な清涼飲料水との競争に敗れ、製造されなくなりました。
これが今のような形で復活したのが2002年のことです。
ちなみに以前ご紹介したラムネとサイダー、どこが違うのかと申しますと、、、
実は飲み物としては基本的に同じものです。
サイダーは王冠によって蓋をしたもの、ラムネはビー玉によって蓋をしたもの、というところだけの違いになります。
有馬の新たな名物として復活したてっぽう水こと有馬サイダー。
ぜひ一度お試し下さいませ。
平成18年11月27日(月) 有馬温泉月光園 奥平
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